lith様の備忘録

映画(主にホラー)・音楽(メタル)の雑なレビューブログ

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バイオハザード:ザ・ファイナル/RESIDENT EVIL: THE FINAL CHAPTER  

160810resevil2.jpg
公開年:2016
監督・脚本:Paul W. S. Anderson
音楽:Paul Haslinger

遅ればせながら明けましておめでとうございました。
ゲームタイトルでも知られる『バイオハザード』、映画シリーズの完結編を劇場で観てきましたよ。
はっきり言ってしまうと、この劇場版『バイオハザード』シリーズはホラー映画と認めておらず、ちょっとゴアで観辛いアクション映画という位置で評価していて、映画というカテゴリでの評価はかなり低いのですが、一応、ゲームファンとしてもそうですし、ホラー映画レビューを書いている身としても、一応、一応、観ておこうという気持ちで観に行きましたよ(本当はファンタスティック・ビーストのレイトショーに間に合わなかったからたまたま観た)。

監督は映画『バイオハザード』シリーズを手掛けたポール・W・S・アンダーソン。
主演は皆さんご存知ミラ・ジョヴォヴィッチ。クレア・レッドフィールド役のアリ・ラーター、アルバート・ウェスカー役のショーン・ロバーツも出演していますよ。
日本ではモデルのローラちゃんが出演しているということで一躍話題になりましたね。

本作のストーリー紹介に入る前に、シリーズを軽くおさらいしたいと思います。
(以下、allcinema引用、wiki抜粋)

Resident-Evil-2002.jpg

第一作目『バイオハザード』

近未来。巨大企業アンブレラ・コーポレーションでは“ハイブ”と呼ばれる地下の巨大研究施設で秘密裏にバイオ兵器の研究を進めていた。しかし、研究中のウィルスが何者かによって施設内に散布されてしまう。ハイブを管理しているコンピュータは施設外への伝染を防ぐためハイブを完全閉鎖し外部との接触を遮断してしまう。内部調査のためハイブに送り込まれた特殊部隊は、ハイブの出入り口付近で倒れていたアリスを発見するが、彼女は記憶を失っていた。アリスを知る一同は彼女を帯同しハイブへ侵入するのだったが、そこには予想を超える光景が広がっていた……。



resident_evil___apocalypse,7

第二作目『バイオハザードII アポカリプス』

巨大企業アンブレラ社の地下研究所“ハイブ”での死闘から36時間後、何者かに捕えられ病院で目を覚ましたアリス。本能的に逃げ出した彼女は、“T-ウィルス”がラクーンシティ中に蔓延していることを知る。アリスは特殊部隊の女性隊員ジルらわずかに生き残った者たちと脱出を試みるが、街は生ける屍と化した凶暴なアンデッドたちで埋め尽くされ、事態の隠蔽を目論むアンブレラ社が送り込んだ最強のバイオ・モンスター、ネメシスまでもが彼らの行く手を阻む。さらに、アンブレラ社は核兵器による街全体の消滅をも実行に移そうとしていた…。



resident_evil_extinction_ver3_xlg.jpg

第三作目『バイオハザード III』

ラクーンシティでの惨劇から数年後、T-ウィルスの感染は世界中へ広がり、人類はアンデッドへ、地上世界は砂漠へと化していた。さらに、アンブレラ社では“アリス計画”が始動し、アリスのクローン実験が繰り返されていく。そんな中、独り世界を彷徨うアリスは、アラスカが感染の及んでいない安息の地だと記されたノートを手に入れる。やがて、離ればなれになっていたカルロスたちと再会、そしてクレアと彼女が率いる武装集団も新たな仲間に加わり、一行はアラスカを目指すことに。そこでアリスたちは、燃料や食料を確保するため荒涼のラスベガスへ向かうのだが…。



Resident-Evil-4-Afterlife-Poster.jpg

第四作目『バイオハザード IV アフターライフ』

東京に降り立ったアリス。彼女の目的は、アンデッドが溢れかえるなか、いまもなお秘かに活動を続けるアンブレラ社の地下施設。すぐさま潜入を開始し、中枢へと迫っていく。その後、東京を後にしたアリスは、クレアたちが待つアラスカへと向かい、やがて、生存者たちの唯一の希望である“アルカディア号”の手がかりを求めてロサンジェルスへ。彼女はそこで、無数のアンデッドに包囲された刑務所に逃げ遅れた生存者たちがいることを知る。彼らを脱出させるため、自ら刑務所の中へと飛び込んでいくアリスだったが…。



Resident-Evil-5-new-Poster (3)

第五作目『バイオハザードV:リトリビューション』

アルバート・ウェスカーとの死闘を終え、生存者達を救出してタンカーの甲板へ出てきたアリス・アバーナシーを、上空からアンブレラ社の戦闘部隊が急襲する。それを率いていたのは、かつてアリスと共に戦った仲間のジル・バレンタインだった。アリスは海へ体が深く沈みゆく中、絶望感と孤独感に打ちひしがれ、意識が遠のいていった。
意識を取り戻すと、アリスは謎の実験施設の独房に囚われていた。そこでジルから執拗な拷問を受けるが、突然セキュリティシステムが停止し、独房の扉が開く。アリスは逃走の末に施設の制御室へ到着するが、そこでアンブレラ社の元工作員エイダ・ウォンに出会う。ここがアリスだけでは脱出が困難な場所であり、エイダがウェスカーの命令で救出に来たことを知ったアリスは、やむなくエイダと行動を共にするが、すぐそこにジル率いるアンブレラの攻撃部隊や強力なアンデッド、そしてB.O.W.が迫っていた。
かつての仲間から攻撃され、かつての敵に助けられるアリスは、果たして実験施設から脱出することができるのか。



・・・ああ、こんな感じだったこんな感じだった!
そして今回のストーリーはこちら!

ストーリー(allcinemaより引用)

いまやT-ウイルスは世界中に蔓延し、地上は狂暴な“アンデッド”で埋め尽くされようとしていた。
そんな中、“48時間後に人類は滅亡する”と人工知能レッド・クイーンに告げられるアリス。最後の望みはラクーンシティにあるアンブレラ社の研究施設“ハイブ”に隠されているというT-ウイルスを死滅させる薬剤の存在。それを散布すればT-ウイルスに感染したアンデッドを全滅させられる。
こうしてアリスは、クレアら生き残った仲間たちとともに、アンデッドの大群と恐るべきモンスターたちが待ち構えるハイブを目指して最後の戦いへと身を投じていくのだったが…。



ということで、世はどこも荒廃しており、T-ウィルスにより誕生したモンスターやゾンビたちがうようよしており、生存者は数少ない・・・という状況です。そんななか、人工知能のレッド・クイーンにアリスが情報をもらうわけですね。
以前は強力な敵であったレッド・クイーン、シリーズを観ている人には軽くトラウマチックなところがあるかもしれませんね(笑)
本作でのレッド・クイーンは少し機械から離れて人間味を持っているような気がしないでもないですよ。
T-ウィルスについてや何故こんなにゾンビまみれになったのかやら、大体の設定は作中でまとめて語ってくれる親切設定ですから、初めてバイオハザードみるけど最終章やんけ!って方でも、まあ観れちゃうんじゃないですかね(テキトー)
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長くなってしまったので早速個人的感想に入ってしまいましょうか。
冒頭はアリスが地下からよじ登ってくるシーンから始まります。もうなんか何があったか忘れたまま鑑賞したのですが、「あ、地下にいたんだね」くらいの気持ちでおりました(笑)まあそんな感じでも観れちゃいますよ~
そしてアリス単体のバトルが始まります。大きいバトルで数えると初クリーチャーは飛行タイプ。このタイプはゲームで言えば5あたりに小さいのが出てくるかな~って感じです。
割と派手なバトルなのですが、え、そんなんで勝てちゃうのかって感じでした。車で体当たりするんですけどね。まあゲームだとマグナム数発で死ぬだろうからそんなものなのかな~
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町にはアンブレラから派遣された部隊がいるんですが割と簡単にアリスにやられます。
ちょっとしたアクションシーンなので普段アクション映画を観ない方は「おおっ」と思うものかもしれません。私はただただ、ミラ・ジョヴォヴィッチの努力について考えていました(女優さんってすごいなあ・・・)。
アクション映画ということで、もちろんアクションにメインを置かれているわけですが、まあ相変わらず観辛い。マジで観辛い。カメラ動きすぎ。何が起きているのか全く分からない。
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そしてアクションについては一つもの申したいことがあってですね。
作中、アンブレラサイドの戦車が二台アリスたちを襲うのですが、その操縦席にいた人間がいろいろあってアリスに対峙するシーンがあるのですよ。で、彼は優れた体術使いで、その体の動きを見ていてカンフー映画を思い出すほどだったんですね。で、私はとても期待していたわけです。が、最後は冷ややかに笑うアリスに銃で殺されます。
え!?どういうことなの!?あんな逸材を銃で一発ぶち殺すとはどういうことなの!?ホラー映画でもなくアクション映画としても低評価なこの作品の光であった彼を無くして他にどうするっていうの!?・・・というくらい残念でした・・・。
しかし!シリーズ渡って見どころなシーンであるレーザーの廊下はもちろん楽しく見れます。
ちょっとしか出てこないのですが、「出ました出ました!」と興奮できるシーンではあったと思います。
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レッドクイーンからハイブに行けって言われたアリスなんですが、今回もアンブレラから狙われますよ~
アイザック博士というキャラクターが登場しますが、これは映画シリーズの二作目終盤、そして三作目で出てきたキャラクターで、その時はアンブレラ北米支部でアリスのクローンを作っていました。そいつがなぜか生きていたということですね。
まあこういうタイプのボスキャラは当然機械やらドーピングやらで特殊能力を持っているわけですが、アイザックも同様に持っており、アリスは苦戦します。結構カッコいいキャラなので注目度は高いですね。
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ゴア描写は割とあったように思います。アリスの生首がいくつも出てきたり、クリーチャーの首が吹っ飛んだり手首を切り取ったりなどなど。ということで、痛そうなのは苦手です、という方にはちょっと厳しいかもしれません。
今回はゾンビの良さが一つもありませんでした。ゾンビといえば今まで書いたレビューで言うと『バタリアン』、『ホーンテッド・タウン』、『地獄の門』、『ZMフォース ゾンビ虐殺部隊』、『オープン・グレイヴ -感染-』、『28日後・・・』、『ブレインデッド』、『ON AIR オンエア 脳・内・感・染』『恐怖城 ベラ・ルゴシのホワイトゾンビ』、『ゾンビ』などを書きましたが、それぞれゾンビの良さが描かれているわけですね。それがもう本作には無い(とか真面目ぶってますけど過去記事を紹介したかっただけ)。
ま、元ネタのゲーム『バイオハザード』もシリーズを重ねるごとにゾンビっていうかクリーチャーがメインになってきているので(6のレオンルートでやっと戻ってきたけど体術システムが加わり只の無双ゲーと化していた)、そんなに不思議はないんですけどね。

「でもSFアクションホラー映画なんでしょ?ホラー的見どころはないの?」と思われる方、ええと、私からしたら特にないんですよね・・・ほんと、私からしたらホラー映画じゃないんです。音でびっくりさせられることが多々あったので、そういうの嫌いな人は観ないほうが良いと思いますよ~。

あ!でもね、一つ良いシーンがありました。
ハイブ侵入の際、ウェスカーが侵入を阻止するための一つの手段として大型の換気扇を回してアリスたちをその換気扇に巻き込んでやろうとするシーンがあるのですが、大きな風力で吸い込まれそうになる一人の同行者をアリスが必死に手をつかんで助けようとするんですけど、結局助けられないのですよ(大体想像つくことなので書いてしまいますが)。
で、そこで素早く回転する換気扇に人間が巻き込まれるわけですけど、そこが結構ホラーだったかな~と。
ホラー映画を普段からご覧になる方には、大きな換気扇というのは王道なところがあると思います。大体誰かが巻き込まれて死にます。だから王道ホラーをやってくれたという点では好印象でした!

しかしまあ、全体的にしつこくて長ったらしいシーンが多かったですね。そんなもったいぶって見せるシーンでもないだろっていうポイントが結構あったように記憶しています。
しつこいといえばルチオ・フルチ監督(『地獄の門』、『ビヨンド』)が浮かぶ私ですが、彼のようなしつこくて粘り気のあるホラー描写というよりかは、ただ単に引き伸ばしすぎてるといった印象ですね。
というか笑える。なんかもう笑える。ゾンビの大群が戦車の後を追いかけて走っているところから笑えます。

あ、ちなみにローラちゃんは一言くらい喋ってすぐ死にます。あれって騒がれるほどのことだったんだろうか・・・。
どうせだったらゾンビになってアリスたちを襲ってほしかった感ありますけどね(笑)

あ、長々としてしまいましたが、総合的にはシリーズの評価と違わず、ホラー映画でもなくアクションとしても観辛さMAX、しかし何故か憎めない作品でした。でも別に劇場に観に行かなくても良いとは思います(笑)
あとたぶん完結しないです。続編きます。だってウェスカーってゲームでも5まで出演するほどしつこいですからね。ウェスカーさんがまた続編フラグを立ててると私は思いますよ。

★★★☆☆
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Posted on 2017/01/19 Thu. 00:43 [edit]

category: ホラー以外の映画

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