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ネクロノミカン/Necronomicon  

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公開年:1993
監督:Brian Yuzna ("The Library" and "Whispers"), Christophe Gans ("The Drowned"), Shusuke Kaneko ("The Cold")
脚本:Brent V. Friedman ("The Library"), Christophe Gans ("The Drowned"), Kazunori Itō ("The Cold"), Brian Yuzna ("Whispers"), H. P. Lovecraft (short stories)

ラブクラフト原作じゃん!これは面白そうだ・・・ということで鑑賞に至りました。
本作は四つのストーリーに分かれたオムニバス形式を取っています。それぞれ監督も違います。
勝手に和訳タイトル、原題、監督で記すと、

1.『図書館』(The Library)/Brian Yuzna
2.『溺れる者』(The Drowned)/Christophe Gans
3.『冷気』(The Cold)/Shusuke Kaneko
4.『ささやき』(Whispers)/Brian Yuzna

・・・といったところでしょうか。
ちなみに構成としては、『図書館』が全体をパッケージするように冒頭と終盤に分かれて入ってきます。おしゃれですよ~
特殊メイクにはなんと、あのトム・サヴィーニが!ということで、とても見ごたえがありますよ。
それぞれのストーリーを簡単にご紹介し、感想を書いていきたいと思います。

1.『図書館』

H.P.ラブクラフトは、小説のアイデアを得るために僧侶たちが管理するとある図書館へ赴きます。
そこでは「ネクロノミカン」という魔術書が保管されているはず・・・ラブクラフトは僧侶の目を盗み、ネクロノミカンが保管されている部屋へと忍び込み、本を開きます・・・


ラブクラフトを主人公にしている点は面白いなあと。OPとEDも同じような作りになっており、うまく作品をまとめてくれてるなあと思います。
そして見ものなのは僧侶ですね。ラブクラフトが秘密の部屋に入ったのを見て慌てて鉄格子から抜けてこようとする僧侶のシーンは「う、うわあああ」と声が出ます。非常に面白い。
その他にも僧侶は面白いことになります。まるで、「化けの皮をはがしてやる!」とも言わんばかりに皮をはがれます(笑)
特殊メイクの凄さ、ですね。
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2. 『溺れる者』

デ・ラ・ポア家の人間であるエドワードは資産の一つであるスウェーデンの古びたホテルへ着いた。
そこで叔父の手紙と共に、彼の悲劇的な死について調べるエドワード・・・。叔父はニューイングランドへ渡る船での海難事故で妻と息子を亡くしていた。自分だけが助かったことを知った叔父は、深い嘆きの中、妻と息子を奪った神など信じるに値しないと聖書を火の中へ投げ入れ、その怒り狂った姿を見た人間たちは恐れをなして細やかな葬式場を離れた。
どんな神でも良いから妻と息子を返してくれと祈る叔父の元に現れたのは、全身が水浸しで人間とは言い難い姿の何者かだった。「お前は一人ではない」と言い残し、ある本を置いて行ったのを見つつ、叔父はその本を開くが・・・


このパートはクトゥルーの邪神的魅力が前面に出されます。とくに海からやってくる悪魔(邪神?)のデザインはかなり良いです。魚人のような水かきのついた手と、水浸しの足元・・・。そのほか、口からタコの足のようなものが出たり、でっかいタコみたいなのが出たり、モンスターもの好きな方にはウケるかと。
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3.『冷気』

記者であるデールは、数十年に渡ってボストンで起こっている不可解な殺人事件の真相を探るためにとある古びたアパートを訪れる。いやに寒く光の当たらないそのアパートで、彼は住人である女性にインタビューをする。
女性は、自分の母であるエミリーの数奇な人生について話し始める。エミリーは20年前にボストンを訪れ、ミステリアスな医師とアパートのオーナーであるリナの秘密を知って人生が変わったのだった・・・


キャラクターが特徴的です。
エミリーの話を回想するような形で描かれますが、アパートの住人が良いんですよね~。マデン医師とリナおばさんが良いんです。
切ないラブロマンスの要素も含んでいますから、女性受けが一番いいのはこれかな~と思ったり・・・。なかでも、「エミリー・・・」と言いながら朽ちていくシーンはものすごく良いですよ。
オチもホラーで面白く、リナのキャラクターが活きてきます。
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4.『ささやき』

警官であるポールとサラは、通称「ブッチャー」という殺人犯を追っていた。
パトカーのハンドルを握るサラがむやみに犯人の車を深追いするのを止めさせようとするポールだったが、二人はサラのおなかにいる赤ちゃんを巡ってこじらせた関係についての口論をしてヒートアップしてしまう。
そして事故を起こしたサラだったが、犯人の血の跡を追ってある建物へ入るが、そこには老夫婦らしき二人がおり・・・


妊婦のサラが主人公になりますが、妊婦って自覚できてる!?というほど動き回るしダメージを食らいます。妊娠の経験がある方はものすごく不安になる要素たっぷりですね(笑)
そしてゴア度がMAXです!これサヴィーニがいたからできたんだろうなあっていう・・・。
ゴアゴアなホラーが観たいよ!ドロドロ大好きだよ!という方はとても満足できる仕上がりになっているのではないでしょうか。
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こんなもんでしょうかね。長々と書いてしまいました。
総合して、とても美味しいホラー作品です。ホラー映画の美味しいところを詰めてみました!という作品。モンスター、切ないラブロマンス、ゴア、オカルト・・・全部好きな私は大満足です(笑)まさにフルコース!
とっても見ごたえのある素晴らしい作品でした。

★★★★★
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Posted on 2016/09/28 Wed. 19:47 [edit]

category: ホラー映画

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