lith様の備忘録
映画(主にホラー)・音楽(メタル)の雑なレビューブログ
ナインス・ゲート/The Ninth Gate 
03/10

公開年:1999
監督:Roman Polanski
脚本:John Brownjohn, Roman Polanski, Enrique Urbizu
音楽:Wojciech Kilar
なんかオカルトもの観たいなあと思い、ライトな感じの映画を見つけたので鑑賞に至りました。
監督は『反撥』『ローズマリーの赤ちゃん』『戦場のピアニスト』などで有名なロマン・ポランスキー。
主演は日本で人気のあるジョニー・デップです。ティム・バートン作品にもよく出ていますね。
個人的には特に好きではないんですけど(笑)
ストーリー(映画.comより引用)
辣腕の本の探偵コルソは、バルカン出版の社長ボリスから、最近彼が手に入れた1冊の本──17世紀の悪魔書「ナインスゲート」にまつわる仕事を依頼される。
世界中に3冊しか存在していないこの伝説の本の残り2冊を探し出し、その真贋を確かめろというのだ。コルソはまず、ボリスにこの本を譲ったコレクター仲間を訪ねるが、彼は謎の自殺を遂げていた。危険を感じたコルソは本を友人バーニーに預けるが、翌日バーニーも本の挿し絵と同じ姿で殺される。
良い感じのオカルトストーリーですね~。悪魔の本!悪魔ファンにはたまらないですね。
登場人物はとりあえずに3人としておきましょう。
主人公はジョニー・デップ演じるディーン・コルソは古本の売買を商売にしていて、金のためなら詐欺めいたことでもやってのける男です(笑)
ヒロイン?役の不思議な女はエマニュエル・セニエが演じており、彼女はダリオ・アルジェント監督の『ジャーロ』にも出演しているようです。


本の価値を調べるコルソーと、謎の女
そしてコルソーに「本物の」悪魔の本を探すよう依頼するのが悪魔オタクのボリス・バルカン。
ビルの最上階に自分の書庫を持ち、貴重な本をたくさん所有しています。
実はうちにも黒魔術書とか悪魔学の書籍があるんですが、この数には負けました(笑)


バルカンと悪魔の書『影の王国への九つの扉』
古書とミステリーな今作は雰囲気が抜群に良いです!本フェチには堪らないでしょう。
また悪魔についての知識がある方にはツボな隠れたポイントが多々あります。悪魔の本の中に書かれている挿絵も興味深いものです。
ホラー感はあまりなく、くすっと笑えるオカルト作品といった方が適切であると思います。
しかしながら結局なんだったのか分からないオチなので満足感は低いです。たぶん、原作の一部分しか扱ってないからだろうなあ・・・。中盤まではとても良い作品でした。
★★☆☆☆
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