lith様の備忘録

映画(主にホラー)・音楽(メタル)の雑なレビューブログ

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レクイエム・フォー・ドリーム/Requiem for a Dream   

Requiem_for_a_Dream-174867645-large.jpg

公開年:2000
監督:Darren Aronofsky
脚本:Hubert Selby, Jr. , Darren Aronofsky
音楽:Clint Mansell

たまには社会派な作品も観てみようぜってことで鑑賞に至りました。
アロノフスキーの作品は以前『Π』をレビューしましたが、今回もアロノフスキー色全開の作品となっています。

ストーリー(映画.comより引用)

テレビを見るのが何より楽しみな中年未亡人サラは、ある日テレビ番組への出演依頼の電話を受け、お気に入りの赤いドレスでテレビへ出るためダイエットを始める。一方、息子のハリーは恋人マリオンとのささやかな夢を叶えたいと麻薬売買に手を染める。
季節が変わり、赤いドレスが着られるようになったサラはダイエット薬の中毒に、麻薬の商売がうまくいかなくなったハリーとマリオンは自らがドラッグの常用者となっていた……。



最初に言いますと、かなり後味の悪い映画です。ググると殆どの人が「暗い」「後味が悪い」などとレビューを書いています(笑)
さて、人物紹介にいきましょう。

まずは主人公のハリーとヒロインのマリオン。
ハリーは決まった仕事もせず、家のものを勝手に売り飛ばすなどして麻薬を買う常習犯。マリオンは洋服のデザインをするのが好きで、いつか自分の店を持ちたいと夢見ていたが、ハリーと同じく麻薬の常習犯、っていう感じです。
そしてハリーの母・サラは、テレビ大好きな主婦。ハリーを大事に思う良いお母さんです。日中はアパートの前で住人たちと日光浴して他愛もない話をする・・・家事をして一日を終える。そんな彼女はテレビに出るという夢のために痩せようと、薬を飲み始めます。
requiem_for_a_dream.jpg requiem-for-a-dream.jpg
夢を描くそれぞれの人たち


そしてハリーの仲間であるタイロンは、ハリーと共に薬を売りさばく商売を始めたり、その売上金を管理したりします。
様々な繋がりを持つタイロンはハリーの大事な相棒ということですね。仲間は沢山いるようですが、主にこの二人が組んでいるようです。
requiem_for_a_dream_marlon-wayans.jpg


ハリーは薬を買おうと、母の命とも言えるテレビを売ってしまいます。親不孝ですねえ・・・。一方、サラは一本の電話を受けます。なんとTVに出れるチャンスが見事抽選で当たったとのこと。単調な日々を送っていたサラに夢ができたわけです。
requiem_for_a_dream_04.jpg 000RQD_Ellen_Burstyn_003.jpg
薬を買えるとワクワクするハリーと仲間。電話を受け驚くサラ。


さて、ここから段々と不穏な展開になっていきます。麻薬を巡って起こる様々なこと、そしてそれに飲まれていく人々が描かれています。結構エグイので、メンタルがしっかりしてる日に観た方が良い作品かと思います(笑)
Requiem-requiem-for-a-dream-556637_1280_720.png requiem-for-a-dream-2000-14-g.jpg
段々とおかしくなっていく状況


そろそろ感想に移りますが、正直、とても怖い作品です。麻薬って恐ろしいなと改めて思います。
アロノフスキーは視覚に強く訴えてくるような、視覚情報と聴覚情報を端的に用いた作風ですが、今回もそれは活かされています。
麻薬を打つとき・吸うとき・飲むときの音や映像はまさにPVのようで、分かりやすくなっています。言葉は要らない!ってやつですね。
以下がトレイラーです。言葉で説明するよりもまずご覧いただいた方が分かりやすいかと思います。



そしてホラーなところは、サラ側の世界観。薬を飲むうちに幻覚作用が出てきたサラの思考はあり得ないものを生みますが、それがなんだかじわじわ怖くなっていくような感じなんですねえ・・・。
一方、ハリーとマリオンは別々の方向へ堕ちていきます。ハリーは体調的に、マリオンはとりまく環境的に変化が見られます。ここは見事だなあと思いました。麻薬の恐ろしさを多角的に描いている。そして男性と女性ではどう違ってくるのか、も考えさせられる内容です。

重いテーマと内容ですが、観ていてとても面白い映画でした。

★★★★★
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Posted on 2016/03/07 Mon. 20:59 [edit]

category: ホラー以外の映画

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