lith様の備忘録

映画(主にホラー)・音楽(メタル)の雑なレビューブログ

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ザ・フォッグ/The Fog  

thefog1980.jpg

公開年:1980
監督:John Carpenter
脚本:John Carpenter, Debra Hill
音楽:John Carpenter

世界の終わり』に続き、またもやカーペンター作品!
パラダイム』で魅力をドカンと私に見せつけたカーペンター監督の作品ということで、ワクワクしながら鑑賞に至りました。

ストーリー
カルフォルニア州の港町、アントニオ・ベイは誕生100周年祝祭を控えていた。
地元ラジオ局のDJを務めるスティービーは、その夜も1人放送作業をしていた。いつものように、自称「声の恋人」の気象予報士・ダンが今夜も電話をかけてくる。何か情報はないかと聞くと、沖で濃霧が発生しているとの情報をくれたので、町の至る所で聴かれているであろう放送で、スティービーはそれを知らせたのだった。
放送を聴いていた3人の漁夫は漁船の休憩室にいた。濃霧が発生するとの情報を聴き、外を眺めると濃霧がこちらへやってくるのを見た。そしてそれに包まれた幽霊船も・・・。
町の歴史に深く関係した恨みと呪いが、100年の時を越え、襲ってくる。
こんな感じですかね!

なんの事前知識も持たないままに鑑賞したので、タイトルだけ見て「霧のなか延々とループして家に帰れない感じなんだろうか」という妄想をしていましたが、全然違いました(笑)
僕らのロマン(仮)、ゴーストシップの話ですよ!!呪いですよ!!この"勝てない"感が良い!

大まかに言えばこれは「怪談」系です。恨んでる・・・呪ってやる・・・的なね。
で、恨んでる人間たちの子孫にあたる人々が狙われていくわけですが、割と殺される人の数は少なく、スラッシャー要素はありません。ゴア表現も特にないので、ゴアは苦手だけど怪談ものがお好きな方は問題なく観れます。

私的に、怪談・幽霊系は幽霊の正体がよく分からない方がホラー描写としては好きなんですが、今作品『ザ・フォッグ』では終盤まで一貫して「よく分からない幽霊たちが霧と共にやってくる」という描き方なのでとっても好印象です。海で亡くなった幽霊たちが襲ってくるときに、水を含んだ足音がするのがとっても良いですね。「海の底から来ましたよ~」という怖さが強調される!SEの素晴らしさ


ゆっくり近づいてくるっていうのもまた魅力です。窓ガラス割ってきて腕だけ見せるのはゾンビものっぽくて大変好印象。家に入ってくるときにわざわざ戸を叩くのも良いですね(礼儀正しさ・・・(笑)) やはり、じわりと迫りくる恐怖が素晴らしい。
終盤ではやっと幽霊たちの全体像が見られるわけですが、ほぼ影だけなんですね。これがまた画として良いんですよ。シルエットが鎧着てるみたいでカッコいい!目が赤いから更にカッコいい!ロマン溢れる~

で、わたしの一番のお気に入りシーンが、秘密の日記の読書会(笑)の前、酔っ払い神父を訪ねていくシーンです。
呼んでもなかなか出てこない神父を、教会の中で探す場面があるのですが、ちょっとした空間から神父がぬっと出てくるんですよ。そこにいたら呼びかける声に気づいてるでしょ!っていうスペースから出てくるんですね。
で、本当に「ぬっ」と出てくるので、奥行きもそんなに無いであろうスペースなのに、どうしてそう見えたのかなあと巻き戻してみると、神父が出てくる直前にそこだけ照明をふっと落としてました。凄いですね、この一瞬の効果が大きな影響力を持っているわけです。
よーく見たら、ぬっと出てくる前も、椅子に座った神父の足が見えてるんですね。何度も見るとそこに神父がいるのが分かります。

今作品、内容も十分なんですが、テーマ曲もとても良いです。カーペンターが音楽も担当しているみたいですが、まさに「呪い」がテーマの映画に雰囲気の合った、重めで都市伝説的な恐怖を思わせる曲調です。ホラーだ!こいつはホラーだ!すぐにお気に入りのホラー映画テーマソングになりました。こういう雰囲気大好きよ~ピアノの重い旋律がね!

解決したと思ったら解決してなかったオチも良いですね!ホラーには基本的にハッピーエンドなんぞ要らんのですよ!鑑賞後もひやっとした感覚が残るのが良いのです。

特に呪い系は、恨んで呪ってるんだから解決しなくて良いんですよ。今作品なんて、100年間恨みつらみが続いてるんですよ!アントニオ・ベイの誕生100周年の24時~25時にしか活動しない幽霊たちが、ちょっと宝物を返してもらったからといってその思いを解消するわけがないんですよ!考えてみてください、超大好きな映画のお高いフィギュアを盗まれた挙句殺されて、100年後に「ごめんごめん、返すわ」って言って返されたからといって、その腹立たしさが解消できます?私はできません。皆殺しです(あくまで例え)

分かりにくい例えが入りましたが、良い作品です。
カーペンターっていろんな作風の映画を作る監督なんだなあ!と思いました。魅力的な監督ですね!
もうちょい犠牲者がいてもいいかなあと思ったので、★を一つ減らしておきます(カーペンターってだけで良い印象を持ってしまうので(笑) )
★★★★☆
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Posted on 2015/08/13 Thu. 14:00 [edit]

category: ホラー映画

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