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映画(主にホラー)・音楽(メタル)の雑なレビューブログ

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キューブ/Cube  

cube.jpg

公開年:1997
監督:Vincenzo Natali
脚本:André Bijelic, Graeme Manson, Vincenzo Natali
音楽:Mark Korven

SFサイコロジカルホラーとしてホラー映画界に多大な影響を与え同時に派生クソ映画の産みの親ともなってしまった今作品!
とても有名な作品なのでご存知の方も多いかとは思いますが、なんとホラー映画が苦手な方も当ブログをご覧になってくださっているようなので、有名どころもこれから少しずつレビューしていきたいと思っております(曖昧な記憶を正したいという思いもあったり)

ストーリー。
目覚めると、四角い部屋にいた。その上下左右にはレバーを回せば開く扉がついている。赤や青の部屋があり、なかにはトラップのある部屋もある。食料も持ち物も無い中、同じように閉じ込められた人間たちが出会い、共に出口を探していく。

結構端的にストーリーをまとめてみました(笑)
ですが今作品、まとめるとスッキリするほどシンプルなストーリーになっています。

映画の流れに合わせてレビューしていきます。
先ず、最初の10分足らずで1人の男がキューブ(四角い個室がいくつも組み合わさっている建築物をさします。今作品の舞台)の中で目覚めるところから始まります。で、さっそく作中一番ゴアなシーンが出てきます(笑)
ただし直ぐ終わりますので、ちょっとだけならゴア大丈夫よって方はウワッ!と叫んでいるうちに終わっている事でしょう(笑)

ここの部分の良いところはですね、このシーンだけでこの映画がどういう設定なのか、どこが舞台なのかを瞬時に分からせてくれるという点です。こういう無駄のない説明は本当に素晴らしい。長ったらしい説明なんぞ要らんのです。
鑑賞側が作中の設定や舞台を探っていくことで面白さが増す映画もありますが、今作品『キューブ』はそこがメインではありません。

じゃあ何がこの映画のメインなのよってことでしょうが、個人的には「窮地に追い込まれた際の人間の本性」ですね。人間って怖い!っていうところがメインで面白い映画です。ゾンビ映画も人間模様が面白い作品ってありますよね。それと一緒です。

「閉じ込められる&罠がある」系の映画は今のホラー映画界には腐るほどあるわけですが、流行りの親の一人とされる今作品『キューブ』は割とトラップ少ないんですよ。数えるほどです。未鑑賞の方には意外なことでしょうね。もう一人の親とされる『ソウ』も、ファーストはシンプルな映画なんですよ。
ということで、本当はもともと、『キューブ』も『ソウ』もとてもシンプルなものだったのです。シリーズを通して変わっていきましたけれど(それぞれの本家続編は好みが分かれると思います。そして痛い描写が多い!それぞれのファーストは観れたけどゴア表現は苦手っていう人は用心してください)

もう一つ『キューブ』の良いところはですね、作中で「何故このような施設が作られたのか?」という謎解きが全く無いんですよ。登場人物が怒って「なんのためにこんなことを!!」って言ってるくらいで。そこがまた良いんですね。余計な要素を入れずに、恐らくメインテーマである「人間の本性とは」というところに焦点を置くことにぶれない。
ラストは意外な終わり方をしますが、最後まで人間の本省の恐ろしさを描いてくれます。

ここからはもっと個人的な感想に入っちゃいます。
登場人物の一人に脱獄王がいるのですが、「俺にかかればどこだってなんだって脱獄できるんだ、こうやって用心深く調べていくのさ」みたいなシーンがあってですね、まあいろいろ語って皆に向かってどや顔するんですが、その直後に隣りの部屋に入ってトラップで顔がなくなるってのが超笑えてですね。これはもうコメディなんですよ。(なんで笑えるかって、もちろんこの映画が"フィクション"だとちゃんと頭に入ってるからですよ(笑) )

もう十年くらい前に観た映画だったので結構美化してたところはあったのですが、やはりシンプルなのに面白さが濃縮されていて90分を一瞬に感じさせるっていうのは今回の鑑賞でも同じでした。痛い描写は「場所」の恐ろしさを伝えるに留めているところはやはり、上記にも書いたとおり評価されるべき点だと思います。最近は「痛怖い」が結構主流のようですし。

あ、あと豆知識なんですが、様々な部屋に入って探索していく今作品なんですが、撮影は一つのセットでやったらしいですね。
色を変えたりなんかして別の部屋として描いたようです。すごいね・・・工夫はいくらでもできるね・・・
そして登場人物も7人なので、まさに低予算映画であります。それなのにこの影響力。素晴らしい。

本家続編と派生クソ映画が間違いやすいパッケージとなっておりますので、レンタル・購入の際は十二分にお気をつけて(笑)
※ちなみに本家続編は今作品とは監督違いの作品です。

★★★★★
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Posted on 2015/07/14 Tue. 07:11 [edit]

category: ホラー映画

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