lith様の備忘録

映画(主にホラー)・音楽(メタル)の雑なレビューブログ

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ある戦慄/The Incident  


ある戦慄 [DVD]ある戦慄 [DVD]
(2012/05/11)
トニー・ムサンテ、マーティン・シーン 他

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制作年:1967
監督:Larry Peerce
脚本:Nicholas E. Baehr
音楽:Charles Fox, Terry Knight

ホラーかな?と思いましたが、どっちかというとスリラーものなので、とりあえずホラー以外のカテゴリで記事にします。
70年代映画ファンには馴れた顔であるトニー・ムサンテがチンピラとして出演しています。

ストーリーとしては、深夜の地下鉄の1つの車両、人々が次々と乗り込み各々の目的地まで座っているところ、二人の泥酔したチンピラが入ってきて好き勝手やっていく映画です。

この映画の優れているところは、車両に乗っている人々のそれぞれの、乗車するまでの背景が無駄なく描かれ、その人となりを鑑賞側にきちんと印象付けるところです。もちろんチンピラ二人に関しても、冒頭からチンピラが乗車するまでの背景が描かれているのでどんなに野蛮な人間かが頭に入って、更に乗車した客たちの人間性もなんとなく頭に入ってから本編が始まるのです。そして無駄にだらだらとそれを引き伸ばしたりもせず本編に入ってくれるのでとても好印象。
人種差別やセクシャルマイノリティへの差別の描写など、社会的な面も窺える映画で、乗客たちの抱える問題にもいろいろと考えさせられます。

結局、一人の男性が止めるのですが、ここからがこの映画の本編の本編。ひとりの男性が立ち上がってから映画終了までが見所です。ここでもう一度新種差別のシーンが垣間見れますので、そこも要チェック!
好き勝手やり暴力で脅し乗客たちを恐怖で押さえつけるチンピラたちに、黙りこくって下を向き震える、そんな乗客たち。
しかし、片腕を骨折している一人の男性が立ち上がるのです。自分の身に及ぶであろう危険を感じながらも。そしてそれを見た乗客たちは・・・?見所。

モノクロ映画ということもあり、とても印象的で、なにより、映画終盤における、その「立ち上がった男性」の、どこか呆れ返ったような、諦めたような表情が素晴らしい。彼の頭には、チンピラが乗ってくる前に話した友人との会話の内容がリピートされていることと思います。滲み出るような、余韻を残すような映画です。
残酷な描写などは無いので、ホラーが苦手な方も鑑賞をオススメします。

★★★★★
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Posted on 2015/03/06 Fri. 20:04 [edit]

category: ホラー以外の映画

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