lith様の備忘録

映画(主にホラー)・音楽(メタル)の雑なレビューブログ

スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Posted on --/--/-- --. --:-- [edit]

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

呪われたジェシカ/Let's Scare Jessica to Death  


呪われたジェシカ呪われたジェシカ
()
ゾーラ・ランパート、バートン・ヘイマン 他

商品詳細を見る


公開年:1971
監督:John Hancock
脚本:John Hancock, Lee Kalcheim
音楽:Orville Stoeber

隠れた名作と言われるこちらの作品、もうタイトルからしてなんか嫌な感じです。

内容としては、幻覚などの精神的な疾病に悩まされる女性が、夫と友人とニューヨークから田舎町まで引っ越し新たな生活をし始めた。旧家を買い取り、早速荷物を運ぼうとすると、女性が居て・・・という感じ。

コチラの作品どうしてそんなにもカルト映画と言われたり名作と言われたりするのかというと、映画の中で起こったことが鑑賞者によって(観方によって)全然違ってくるからなんですね。鑑賞側に判断を委ねる系の映画です。しかも丸ごと(笑)
つまり、ざくっと言ってしまうと、主人公のジェシカの幻覚と妄想なのか、それとも実際に伝説にあるような吸血鬼が居たのか、その判断を委ねてくる作品で、その判断要素というのがどうも掴み難い。どちらの要素も入れてくるわけです。

良いな~と思ったのは、まずタイトルね、ゆらりと水面が波紋を作るようにタイトルが現れます。水が良く出てくる作品でもあり、なんだか全体的にぼやけた印象(つまり、ホラー的な意味で、幽霊的な)を持つ作品のイメージに合います。
そして夢か現実か混乱してきているジェシカの耳から聴こえる人々の声もくぐもってエコーがかかる中盤。これとっても素敵です。まさに夢か現実か分からなくなっているジェシカの様子がよくよく分かります。

精神疾患のある人間を身近に持つって、すご~く大変なことなんですよね。今作品では夫が面倒をみているわけですが、もう疲れちゃってるのが分かります。それで、ジェシカとの関係を繋いでいる愛情が義務になり作業になり荷物になり・・・とシフトしていくのがとても分かります。少しでも人と違うところがあったり面倒なところがあったら、途端に孤独に陥る、そんな怖さが一番来るなあと思います。

水面が揺れるような、霧の中にいるような印象の今作品。判断を委ねてくるというところも印象深い原因ですが、ピアノの美しさと景色の長閑さ(に相反したジェシカの混乱具合)も魅力。とても悲しい映画という印象でした。
「どこまでが現実だったのか」をジェシカと一緒に考える映画です。

(ちなみにLith様は吸血鬼関係は全てジェシカの妄想なんじゃないかと。何故なら、吸血鬼伝説を聞いてからおかしくなりはじめたから。ただし、果たして田舎に引っ越すところからは現実なのか?そこらへんが気になります。所見では判断しづらいところがあるわ・・・)

★★★★★
スポンサーサイト

Posted on 2015/01/02 Fri. 07:05 [edit]

category: ホラー映画

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://lithxxx.blog.fc2.com/tb.php/464-df593473
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最新記事

アクセスカウンター

プロフィール

月別アーカイブ

カテゴリ

最新コメント

リンク


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。