lith様の備忘録

映画(主にホラー)・音楽(メタル)の雑なレビューブログ

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血の祝祭日/Blood Feast  

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公開年:1963
監督:Herschell Gordon Lewis
脚本:David F. Friedman, Herschell Gordon Lewis
音楽:Herschell Gordon Lewis

転居準備の関係で慌ただしく、TSUTAYAに行くこともままならず、とりあえず自宅に積んであるDVDを消化しようよ、ということで、ユニオンで出会った『血の祝祭日』を鑑賞しました。
ゴアofゴアな今回のレビューではだいぶ刺激的な画像と共にお送りしますので、ゴア表現はダメだよ~という方はご了承くださいね。すべて「作り物」であり、現実の事件・事故は最低でありあってはならないこと、あくまでファンタジー&エンターテイメント&芸術としてこのようなジャンルがあるということを大前提に進めていきましょう。

監督はゴア映画で有名なハーシェル・ゴードン・ルイス。代表的な作品は『2000人の狂人』『ゴア・ゴア・ガールズ』『悪魔のかつら屋』などが挙げられると思います。ホラー映画ファンの中ではかなり高評価な作品群であると思われますが、恥ずかしながら私は今作が初のハーシェル映画になります。残念ながら2016年9月にこの世を去られたハーシェル監督ですが、今後も深めていきたい監督ですね。

ストーリー

フロリダはマイアミで若い女性ばかりが狙われた連続殺人が起こっていた。犯人は異国料理屋を営む初老の男フアド。本を出すほどにエジプト神話に熱のある彼は、エジプトの女神イシュタールを崇拝し、イシュタールの復活の宴をもくろんでいた。
その頃、エジプト文化を大学で専攻する娘のためのパーティーでの「変わった」料理を提供してほしいと夫人が訪ねてくる。これは絶好のチャンスと興奮しながら、フアドは殺人を繰り返していく・・・。



こんな感じのストーリーです。私がまとめたものなので、他の方のレビュー等では違った説明がされているかもしれませんが、まあ、ご愛敬ということで。
主要な登場人物はフアド、刑事たち、そしてエジプト文化専攻のスゼットです。
フアドは見るからに危ない奴で、気品があるわけでもなく、本編しょっぱなから殺人しています。つまり、店を営んでいる様子より先に殺人シーンがあるわけですね。だからこちらは最初からこいつが殺人犯か、と分かって鑑賞することになります。
あまり知的には見えないお嬢様大学生スゼット。もちろんフアドに狙われます。
そんなフアドを追う警官は二人いますが、メインは若手のピート。スゼットとは友達以上恋人未満な関係から始まります。若い女性ばかりが狙われる一連の殺人、無残な死体を何度も見、なかなか証拠の集まらないこの事件にいら立ちながら捜査し続けます。
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さて、ゴアスラッシャー映画ということで、多くを説明することもないでしょう。
早速個人的感想に入ってしまいます。

OPタイトルはなかなか味のあるもの。エジプトを背景に、血で書かれたタイトルが浮かびます。そしてその上にべったりと滴っていく血。古典的ホラー映画OPのようで好印象です。
レビュー記事ではOPタイトルのタイミングについて言及することがありますが、大体、本編の設定や背景が簡単にされたあとに差し込まれるのが好きなのですが、このように作品のテーマや要素を背景にタイトルが浮かぶのもとても好きです。
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前述の通り、冒頭からマーダーシーン!思いっきりゴア表現があります。
浴槽でゆったりと入浴を楽しむ女性。そこにフアドが近づき殺人。爛々とした目でフアドは女性の足を切り取ります。最初からやってくれますね~。
舌、手足、心臓などをそれぞれ別の女性から切り取り、鍋で煮たりオーブンで焼いたりするシーンが続きます。60年代でこれほどまでのゴアが観れるとは!驚きです。血まみれです。
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演技やカメラワークなどは酷評されている本作ですが、個人的にはその地味さが逆に良かったのではないかと思っております。
派手に演出されていないゴアなマーダーシーンが感触として伝わるリアリティを伴ってドーンとこちらの脳に印象を刻む。
笑えたのは、殺人鬼による晩餐だったということが発覚しパーティーが中止となったのを理解した夫人が「大変だわ、代わりにハンバーガーを用意しないと!」などと呑気なことを言っていたことでしょうか・・・私にはジョークなのかマジなのか分かりませんでした。ジョークだとしても娘が殺されかけたのによくそんなことを言う余裕があるなって感じですね(笑)

オチはあっけないですが、シンプルかつホラーで個人的には好印象でした。
ものすごい印象で心を震わせるオチも大好きなのですが、シンプルでちょっとあっけないオチもホラー的で好きです。『レイド・トゥー・レスト』なんかもそうでした。
なかなか面白い作品だったと思います。ゴアが好き!という方にはとてもお薦めです。
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★★★★☆
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Posted on 2017/01/27 Fri. 15:19 [edit]

category: ホラー映画

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墓地裏の家/QUELLA VILLA ACCANTO AL CIMITERO  

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公開年:1981
監督:Lucio Fulci
脚本:Lucio Fulci, Giorgio Mariuzzo, Dardano Sacchetti
音楽:Walter Rizzati

自分へのクリスマスプレゼントに、と購入したルチオ・フルチ監督作品『墓地裏の家』です!
フルチ作品は今まで『ビヨンド』『地獄の門』をレビューしてきましたが、その特徴としては「ゴアゴア」「伏線は回収されない」「長回しの執拗なホラー描写」です。素晴らしいですね~大好きです!
今作、デジタルリマスター版ということで以前とは少し違う字幕だったりするようですが、私には比較する資料も知識もありませんので、シンプルに感想を書いていきたいと思います。
脚本のダルダーノ・サケッティは『わたしは目撃者』『デモンズ』などの脚本も手掛けており、また『ビヨンド』『地獄の門』でも脚本を担当し、フルチとの仕事も多かったようです。

ストーリー(allcinemaより引用)

謎の自殺を遂げた同僚の研究を引き継ぐために、郊外の一軒家に家族と共に引っ越してきた、歴史学者ノーマン。
だが、この家こそかつて人体実験で悪名高かったフロストステイン博士の屋敷だったのである。
そして、巻き起こる怪奇現象と惨殺事件。その元凶は奇怪なゾンビとなって地下室に存在していたフロストステインだった。



フルチ作品にしてはシンプルなストーリー、といったイメージです。
登場人物は主に歴史学者ノーマン、その妻ルーシー、一人息子のボブ、ベビーシッターのアン、そして近隣に住んでいるらしき不思議な少女メイです。ルーシー演ずるはカトリオーナ・マッコール。『ビヨンド』『地獄の門』にも出演した女優であり、フルチ作品といえば!と思っている方も多いようです。

冒頭は屋敷に忍び込んで楽しんでいた?様子のカップルのシーンから。
男性の名前を呼ぶも返答がなく、恐々と屋敷を歩く女性、すると背後からとんでもないことになっている男性の姿が。
女性は殺され(後頭部から口にかけて一突き)、引きずられながら扉の向こうへ連れていかれます。
最初からゴアですね~!大変好印象です。
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さて、新しい仕事に伴ってNYから田舎へ引っ越すことになった一家。知人が用意してくれた引っ越し先は自殺した同僚学者の住んでいた屋敷でした(もうこの時点で嫌だ)。
タイトルからも分かります通り、この屋敷は墓地の裏にあり、つまり家の周りはお墓だらけ。元々の家の持ち主であったフロイトシュタイン博士夫人のお墓もあったり。ちなみにフロイトシュタイン博士自身のお墓は屋敷内にあります。どうやら昔の人はそういう習慣があったそうです(作中の説明)。死人も寒がるだろうとのことですが、いや、死は冷たいものなのではと思ったり・・・。
もちろんのことですが、元々不安定な精神面をもつらしいルーシーは新居を良く思っていません。引っ越す前からボブは旧家に飾られた家の写真(新居とそっくり)の窓から覗く女の子(メイそっくり)が「来ちゃダメ」と言ってるなどと言い出しているし、墓まみれだし。
とりあえず数か月だけだからとノーマンに宥められながらも、アンにボブの面倒を見させつつ生活していきます。
しかしこのアン、なんだか意味深な目つきをするときがあり、ボブがメイにもらったという不気味な人形とどこか似ていたりする。少しの違和感をルーシーは覚えつつ・・・。
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そんな感じで不気味な家の中ですが、特に不気味なのは地下室へ続く扉です。
板が張り付けられて明らかに「入るな」と念を押されている扉、しかしそうなると逆に開けたくなってしまうのが人間の性・・・。
男性特有の冒険心でノーマンは錆びた鍵をなんとかねじ込み、扉を開けます。すると、夫婦をコウモリが襲う!でっかい。コウモリマジでデカい。しかも噛みついてきやがる。ということでノーマンは殺しにかかります。
これがねー、またフルチらしくゴア表現を入れてくるんですよ。何度刺しても死なないコウモリに刃物を突き刺す度にあふれ出る血、血、血!そんなに手が真っ赤になるほどかい?とは思いつつ(笑)
しかもノーマンが振り回すからまだ幼い息子にまで血が飛ぶし、刺し殺してる時のノーマンの顔は少し笑っているように見えるし・・・まさにホラーです(笑)
killing bat


はい、とりあえず地下室に続く階段やべー!地下室やべー!っていう映画なわけです。
そろそろ個人的感想に入りましょうか。

先ずテーマソングは秀逸。そもそもこの映画を観たいと思ったのも、たまたまYouTubeでテーマソングを聴いたからなんですね。
それくらいお気に入りの曲です。貼っておきますね。


本作、意味深なシーンが数えきれないほどありますが、前述しました通り「伏線は回収されない」。
ということで、その意味深な雰囲気を楽しむ映画ということになります(笑)
特に多かったのが、いやに目力を強める目元にクローズアップする画。あとゆーっくり後ろを振り返る動作。まあ恐る恐る振り返るシーンというのはホラーでも王道中の王道ですが、もう余計なところにまでそれを入れてくるからちょっと笑えます。

ゴア描写についてですが、もちろんかなり見ごたえがありますよ!
特殊メイクを担当するはジャンネット・デ・ロッシ。『サンゲリア』、『ビヨンド』でも特殊メイクを担当したようです。最近で言うと『ハイテンション』にも参加したようです(リンク先はマジでテキトーに書いていた頃の記事なのでご了承ください)(『ハイテンション』って特に面白くないよね)。
冒頭からゴア、コウモリ一匹にもゴア、というのは既に書いた通りですが、他にも首が切り取られる、火かき棒でゆっくりと何度も刺される、フロイトシュタインを刺したらウジ虫やらドロドロした汁が出てくる、などなど、フルチ独特の気持ち悪さ全開な変態的長回し楽しめます!
喉を切られる時もいちいちゆっくりなんですよ。しかも普通は一度深く切りつけられて倒れて死亡~って感じで終わるところを、フルチ作品は、ゆっくりゆっくり何度か深く切りつける、と。それをずっと見させられるわけです。良いですね~ゴアで!
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フルチ作品は解釈が難しいというか、回収されない伏線にモヤモヤしなければならないとか、説明しきられないものをどうやって脳内解決しようかとか、様々な課題を鑑賞側に与えるのですが、今作も意味深なまま回収されないまま終わるものが多いです。
ノーマンの同僚であった博士はなぜフロイトシュタインの存在を知って自殺をしてしまったのか、「フロイトシュタイン家のしきたり」とはなんだったのか、なぜ博士だけがあんなに溶けたようなゾンビの姿だったのか、結局ベビーシッターのアンは何者だったのか、などなど・・・。まあ、考えても無駄ってやつかもしれないですけどね(笑)
脚本のサケッティへのインタビューによると、どうやらフルチとサケッティでは描きたかったものがだいぶ違ったようです。
サケッティはカオスを描きたかった、フルチは起承転結をしっかりとつけたかった・・・もうこの時点で喧嘩確定ですよね(笑)
いろいろあった結果としての本作でしょうが、私としてはオチも好きなタイプでした。解決なんてしねーよ!という終わり方が好きなのです。

子どもたちがとても魅力的でどこかファンタジー要素を思わせる存在だったのも好印象でした。
最後に”No one will ever know whether the children are monsters or the monsters are children”という言葉が画面に現れますが、Henry Jamesの言葉のようで、子どもがモンスターなのか、モンスターが子どもなのかわからない、という意味ですね。これは不思議な女の子、メイのことを指しているのではと妄想しつつ、でもそれも納得いく考えではないよなあと思いつつ。
TheHousebytheCemetery-2.jpg TheHousebytheCemetery-9.jpg

マスター・オブ・ゴア、ルチオ・フルチ!その表現を味わいたい方向けの作品です。
もちろんゴアがダメな人は無理ですよ。ホラー慣れしていて、尚且つストーリーの確立性を重視するわけではない、という方向けです。
私は楽しめました。わがままを言えばもうちょっといろんな表現が見たかったな、というのと、異質の世界を見たかったな、というところでしょうか。
フルチはどんどん深めていきたいですね~

★★★★☆

Posted on 2017/01/19 Thu. 17:13 [edit]

category: ホラー映画

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バイオハザード:ザ・ファイナル/RESIDENT EVIL: THE FINAL CHAPTER  

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公開年:2016
監督・脚本:Paul W. S. Anderson
音楽:Paul Haslinger

遅ればせながら明けましておめでとうございました。
ゲームタイトルでも知られる『バイオハザード』、映画シリーズの完結編を劇場で観てきましたよ。
はっきり言ってしまうと、この劇場版『バイオハザード』シリーズはホラー映画と認めておらず、ちょっとゴアで観辛いアクション映画という位置で評価していて、映画というカテゴリでの評価はかなり低いのですが、一応、ゲームファンとしてもそうですし、ホラー映画レビューを書いている身としても、一応、一応、観ておこうという気持ちで観に行きましたよ(本当はファンタスティック・ビーストのレイトショーに間に合わなかったからたまたま観た)。

監督は映画『バイオハザード』シリーズを手掛けたポール・W・S・アンダーソン。
主演は皆さんご存知ミラ・ジョヴォヴィッチ。クレア・レッドフィールド役のアリ・ラーター、アルバート・ウェスカー役のショーン・ロバーツも出演していますよ。
日本ではモデルのローラちゃんが出演しているということで一躍話題になりましたね。

本作のストーリー紹介に入る前に、シリーズを軽くおさらいしたいと思います。
(以下、allcinema引用、wiki抜粋)

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第一作目『バイオハザード』

近未来。巨大企業アンブレラ・コーポレーションでは“ハイブ”と呼ばれる地下の巨大研究施設で秘密裏にバイオ兵器の研究を進めていた。しかし、研究中のウィルスが何者かによって施設内に散布されてしまう。ハイブを管理しているコンピュータは施設外への伝染を防ぐためハイブを完全閉鎖し外部との接触を遮断してしまう。内部調査のためハイブに送り込まれた特殊部隊は、ハイブの出入り口付近で倒れていたアリスを発見するが、彼女は記憶を失っていた。アリスを知る一同は彼女を帯同しハイブへ侵入するのだったが、そこには予想を超える光景が広がっていた……。



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第二作目『バイオハザードII アポカリプス』

巨大企業アンブレラ社の地下研究所“ハイブ”での死闘から36時間後、何者かに捕えられ病院で目を覚ましたアリス。本能的に逃げ出した彼女は、“T-ウィルス”がラクーンシティ中に蔓延していることを知る。アリスは特殊部隊の女性隊員ジルらわずかに生き残った者たちと脱出を試みるが、街は生ける屍と化した凶暴なアンデッドたちで埋め尽くされ、事態の隠蔽を目論むアンブレラ社が送り込んだ最強のバイオ・モンスター、ネメシスまでもが彼らの行く手を阻む。さらに、アンブレラ社は核兵器による街全体の消滅をも実行に移そうとしていた…。



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第三作目『バイオハザード III』

ラクーンシティでの惨劇から数年後、T-ウィルスの感染は世界中へ広がり、人類はアンデッドへ、地上世界は砂漠へと化していた。さらに、アンブレラ社では“アリス計画”が始動し、アリスのクローン実験が繰り返されていく。そんな中、独り世界を彷徨うアリスは、アラスカが感染の及んでいない安息の地だと記されたノートを手に入れる。やがて、離ればなれになっていたカルロスたちと再会、そしてクレアと彼女が率いる武装集団も新たな仲間に加わり、一行はアラスカを目指すことに。そこでアリスたちは、燃料や食料を確保するため荒涼のラスベガスへ向かうのだが…。



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第四作目『バイオハザード IV アフターライフ』

東京に降り立ったアリス。彼女の目的は、アンデッドが溢れかえるなか、いまもなお秘かに活動を続けるアンブレラ社の地下施設。すぐさま潜入を開始し、中枢へと迫っていく。その後、東京を後にしたアリスは、クレアたちが待つアラスカへと向かい、やがて、生存者たちの唯一の希望である“アルカディア号”の手がかりを求めてロサンジェルスへ。彼女はそこで、無数のアンデッドに包囲された刑務所に逃げ遅れた生存者たちがいることを知る。彼らを脱出させるため、自ら刑務所の中へと飛び込んでいくアリスだったが…。



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第五作目『バイオハザードV:リトリビューション』

アルバート・ウェスカーとの死闘を終え、生存者達を救出してタンカーの甲板へ出てきたアリス・アバーナシーを、上空からアンブレラ社の戦闘部隊が急襲する。それを率いていたのは、かつてアリスと共に戦った仲間のジル・バレンタインだった。アリスは海へ体が深く沈みゆく中、絶望感と孤独感に打ちひしがれ、意識が遠のいていった。
意識を取り戻すと、アリスは謎の実験施設の独房に囚われていた。そこでジルから執拗な拷問を受けるが、突然セキュリティシステムが停止し、独房の扉が開く。アリスは逃走の末に施設の制御室へ到着するが、そこでアンブレラ社の元工作員エイダ・ウォンに出会う。ここがアリスだけでは脱出が困難な場所であり、エイダがウェスカーの命令で救出に来たことを知ったアリスは、やむなくエイダと行動を共にするが、すぐそこにジル率いるアンブレラの攻撃部隊や強力なアンデッド、そしてB.O.W.が迫っていた。
かつての仲間から攻撃され、かつての敵に助けられるアリスは、果たして実験施設から脱出することができるのか。



・・・ああ、こんな感じだったこんな感じだった!
そして今回のストーリーはこちら!

ストーリー(allcinemaより引用)

いまやT-ウイルスは世界中に蔓延し、地上は狂暴な“アンデッド”で埋め尽くされようとしていた。
そんな中、“48時間後に人類は滅亡する”と人工知能レッド・クイーンに告げられるアリス。最後の望みはラクーンシティにあるアンブレラ社の研究施設“ハイブ”に隠されているというT-ウイルスを死滅させる薬剤の存在。それを散布すればT-ウイルスに感染したアンデッドを全滅させられる。
こうしてアリスは、クレアら生き残った仲間たちとともに、アンデッドの大群と恐るべきモンスターたちが待ち構えるハイブを目指して最後の戦いへと身を投じていくのだったが…。



ということで、世はどこも荒廃しており、T-ウィルスにより誕生したモンスターやゾンビたちがうようよしており、生存者は数少ない・・・という状況です。そんななか、人工知能のレッド・クイーンにアリスが情報をもらうわけですね。
以前は強力な敵であったレッド・クイーン、シリーズを観ている人には軽くトラウマチックなところがあるかもしれませんね(笑)
本作でのレッド・クイーンは少し機械から離れて人間味を持っているような気がしないでもないですよ。
T-ウィルスについてや何故こんなにゾンビまみれになったのかやら、大体の設定は作中でまとめて語ってくれる親切設定ですから、初めてバイオハザードみるけど最終章やんけ!って方でも、まあ観れちゃうんじゃないですかね(テキトー)
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長くなってしまったので早速個人的感想に入ってしまいましょうか。
冒頭はアリスが地下からよじ登ってくるシーンから始まります。もうなんか何があったか忘れたまま鑑賞したのですが、「あ、地下にいたんだね」くらいの気持ちでおりました(笑)まあそんな感じでも観れちゃいますよ~
そしてアリス単体のバトルが始まります。大きいバトルで数えると初クリーチャーは飛行タイプ。このタイプはゲームで言えば5あたりに小さいのが出てくるかな~って感じです。
割と派手なバトルなのですが、え、そんなんで勝てちゃうのかって感じでした。車で体当たりするんですけどね。まあゲームだとマグナム数発で死ぬだろうからそんなものなのかな~
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町にはアンブレラから派遣された部隊がいるんですが割と簡単にアリスにやられます。
ちょっとしたアクションシーンなので普段アクション映画を観ない方は「おおっ」と思うものかもしれません。私はただただ、ミラ・ジョヴォヴィッチの努力について考えていました(女優さんってすごいなあ・・・)。
アクション映画ということで、もちろんアクションにメインを置かれているわけですが、まあ相変わらず観辛い。マジで観辛い。カメラ動きすぎ。何が起きているのか全く分からない。
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そしてアクションについては一つもの申したいことがあってですね。
作中、アンブレラサイドの戦車が二台アリスたちを襲うのですが、その操縦席にいた人間がいろいろあってアリスに対峙するシーンがあるのですよ。で、彼は優れた体術使いで、その体の動きを見ていてカンフー映画を思い出すほどだったんですね。で、私はとても期待していたわけです。が、最後は冷ややかに笑うアリスに銃で殺されます。
え!?どういうことなの!?あんな逸材を銃で一発ぶち殺すとはどういうことなの!?ホラー映画でもなくアクション映画としても低評価なこの作品の光であった彼を無くして他にどうするっていうの!?・・・というくらい残念でした・・・。
しかし!シリーズ渡って見どころなシーンであるレーザーの廊下はもちろん楽しく見れます。
ちょっとしか出てこないのですが、「出ました出ました!」と興奮できるシーンではあったと思います。
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レッドクイーンからハイブに行けって言われたアリスなんですが、今回もアンブレラから狙われますよ~
アイザック博士というキャラクターが登場しますが、これは映画シリーズの二作目終盤、そして三作目で出てきたキャラクターで、その時はアンブレラ北米支部でアリスのクローンを作っていました。そいつがなぜか生きていたということですね。
まあこういうタイプのボスキャラは当然機械やらドーピングやらで特殊能力を持っているわけですが、アイザックも同様に持っており、アリスは苦戦します。結構カッコいいキャラなので注目度は高いですね。
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ゴア描写は割とあったように思います。アリスの生首がいくつも出てきたり、クリーチャーの首が吹っ飛んだり手首を切り取ったりなどなど。ということで、痛そうなのは苦手です、という方にはちょっと厳しいかもしれません。
今回はゾンビの良さが一つもありませんでした。ゾンビといえば今まで書いたレビューで言うと『バタリアン』、『ホーンテッド・タウン』、『地獄の門』、『ZMフォース ゾンビ虐殺部隊』、『オープン・グレイヴ -感染-』、『28日後・・・』、『ブレインデッド』、『ON AIR オンエア 脳・内・感・染』『恐怖城 ベラ・ルゴシのホワイトゾンビ』、『ゾンビ』などを書きましたが、それぞれゾンビの良さが描かれているわけですね。それがもう本作には無い(とか真面目ぶってますけど過去記事を紹介したかっただけ)。
ま、元ネタのゲーム『バイオハザード』もシリーズを重ねるごとにゾンビっていうかクリーチャーがメインになってきているので(6のレオンルートでやっと戻ってきたけど体術システムが加わり只の無双ゲーと化していた)、そんなに不思議はないんですけどね。

「でもSFアクションホラー映画なんでしょ?ホラー的見どころはないの?」と思われる方、ええと、私からしたら特にないんですよね・・・ほんと、私からしたらホラー映画じゃないんです。音でびっくりさせられることが多々あったので、そういうの嫌いな人は観ないほうが良いと思いますよ~。

あ!でもね、一つ良いシーンがありました。
ハイブ侵入の際、ウェスカーが侵入を阻止するための一つの手段として大型の換気扇を回してアリスたちをその換気扇に巻き込んでやろうとするシーンがあるのですが、大きな風力で吸い込まれそうになる一人の同行者をアリスが必死に手をつかんで助けようとするんですけど、結局助けられないのですよ(大体想像つくことなので書いてしまいますが)。
で、そこで素早く回転する換気扇に人間が巻き込まれるわけですけど、そこが結構ホラーだったかな~と。
ホラー映画を普段からご覧になる方には、大きな換気扇というのは王道なところがあると思います。大体誰かが巻き込まれて死にます。だから王道ホラーをやってくれたという点では好印象でした!

しかしまあ、全体的にしつこくて長ったらしいシーンが多かったですね。そんなもったいぶって見せるシーンでもないだろっていうポイントが結構あったように記憶しています。
しつこいといえばルチオ・フルチ監督(『地獄の門』、『ビヨンド』)が浮かぶ私ですが、彼のようなしつこくて粘り気のあるホラー描写というよりかは、ただ単に引き伸ばしすぎてるといった印象ですね。
というか笑える。なんかもう笑える。ゾンビの大群が戦車の後を追いかけて走っているところから笑えます。

あ、ちなみにローラちゃんは一言くらい喋ってすぐ死にます。あれって騒がれるほどのことだったんだろうか・・・。
どうせだったらゾンビになってアリスたちを襲ってほしかった感ありますけどね(笑)

あ、長々としてしまいましたが、総合的にはシリーズの評価と違わず、ホラー映画でもなくアクションとしても観辛さMAX、しかし何故か憎めない作品でした。でも別に劇場に観に行かなくても良いとは思います(笑)
あとたぶん完結しないです。続編きます。だってウェスカーってゲームでも5まで出演するほどしつこいですからね。ウェスカーさんがまた続編フラグを立ててると私は思いますよ。

★★★☆☆

Posted on 2017/01/19 Thu. 00:43 [edit]

category: ホラー以外の映画

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