lith様の備忘録

映画(主にホラー)・音楽(メタル)の雑なレビューブログ

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鳥/The Birds  

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公開年:1963
監督:Alfred Hitchcock
脚本:Evan Hunter

ヒッチコック作品をもうちょっと観てみたいな、とりあえず王道いくか、ということで鑑賞に至りました。

ストーリー
ソーシャライリストであるメラニーは鳥専門のペットショップでミッチと出会った。軽口と嫌味ばかり吐く彼だったが、メラニーは意地っ張りなのかなんなのか、惹かれてしまう。
ラブバードを探しに来たというミッチの言葉を聞き、ミッチの住所を調べたメラニーは後日、ラブバードを購入し持っていくが留守。隣人によるとカリフォルニアの家に戻っているとのこと。
メラニーはサンフランシスコから車でカリフォルニアまで向かい、ラブバードをこっそり置いて来ようとするが、その街には異変が起きる・・・。

みたいなお話です。とりあえず鳥が怖いっていう映画です。ヒッチコックは鳥が嫌いなそうな。
主人公は行動派な女性メラニー。ミッチに一目ぼれ?したのでしょうかね。それとも、今まで男には不自由していなくて、自分に対して不愉快な挑発的発言をするイケメンに新鮮さを感じたのでしょうか・・・。しかし、男性を追いかけるため住所を調べて車を走らせてボートを漕いでこっそり鳥を届けるなんて、ほぼストーカーですね(笑)
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登場人物としては主役の二人の他にも、ミッチと以前良い雰囲気で今も気持ちを寄せる女性がいたり、ミッチの家族、特に息子に対して偏った愛情を持つ母親がいたり、カフェに集まる住民たちがいたり・・・。みんなそれぞれ良い役をしてくれているというか、目立ちすぎず、かといって印象の弱いわけでもなく存在します。
誰かが誰かのせいにしたり、いろいろと原因を探ったり、鳥がギャアギャア人を襲ってパニックになっている時の状態も面白いですよ!ちなみに鳥が人を襲う原因は特定されずに終わります。
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そろそろ個人的感想に。
本作の特徴の一つは、BGMを全く用いていないことらしいですが、実際観てみるとあまり気にならないし不満足を覚えることもありませんでした。代わりにキャラクターたちがピアノを弾いたりなんたりしているので、音楽が全くないわけではないのです。
鳥が襲うシーンも、鳥の声しか聞こえない中、キャラクターもセリフがなく、屋内でアワアワしたり・・・でもそれがパニック状態をうまく表しているというか、鳥に囲まれている感覚をこちらにくれるんですね。

ホラー要素としては、大量に鳥が止まっているシーンがやはり一番でしょうか。まさに「数の恐怖」ですね。ロメロゾンビなんかも数の恐怖だと思います。一匹(一羽)では取るに足りないものだけれど、集団で来られるとたちまち強敵になる・・・逃げるしかないけど逃げきれない・・・そういう追いつめられる展開が面白いのです。
ゴア表現としても1シーンだけ素敵なものがありました。なんと目玉をえぐりとられて傷だらけの死体です。うおー!まさかこんなものが観れるとは思っていなかった!素敵!ランニングタイムおよそ120分、その中盤あたりで出てきてくれますよ。
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もちろん鳥は個人だけを襲うわけではなく集団を集団で襲うわけですが、そこから逃げるシーンも「うわーこれ自分だったら嫌だなー」と苦笑いして観ていました。
当時としては映像技術が画期的だったようですが、観ていてもそう感じましたね。だって60年代。今のようにCG技術が高いわけでもない。ディズニーのアニメーターが良い仕事をしたとのこと。白雪姫とかの技術なのかな~と想像しています。最近の映像に慣れている人には新鮮なのではないでしょうか。特撮も多いので面白いですよ。
オチは「え!?これで終わり!?」と正直思ったのですが、まあ、鳥がいっぱいいて襲ってきたら怖くね?という作品なのでいいか、と軽い感じで思いました。鳥が怖い人の妄想を描いたような作品です。
ちなみに私は鳥好きなのですがニワトリと鳩だけはだめなんですよね・・・あの何を考えているかわからない目に狂気を感じて引いてしまいます・・・って、これはどうでもいいですね。
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総合的にはパニック映画としてシンプルそして映像や音楽の効果に関しても面白い作品だと思いました。もう少しキツいホラーが好きな私にとっては、ホラー度的にちょっと満足感が足りないのですが・・・。

映像技術、音楽効果に星増やします。
★★★★☆
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Posted on 2016/10/15 Sat. 14:43 [edit]

category: ホラー映画

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スティーブン・キング 血の儀式/Mercy  

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公開年:2014
監督:Peter Cornwell
脚本:Matt Greenberg
音楽:Reza Safinia

スティーブン・キング原作なの?じゃあ面白いのかな?パッケージからしてオカルトホラー・・・いいじゃないの。
ということで鑑賞に至りました。
こんなこというのもなんですが、画像を用意するのが大変すぎて途中で面倒になったので今回はほとんど文字でお送りします。
今度は少しは中身のあるレビュー書くんで・・・テキトーだけど・・・
原作は先ほども触れましたように、スティーブン・キングの短編小説"Gramma"です。映画の方の原題はおばあちゃんの名前。
フッテージ』『グリーン・インフェルノ』に制作陣の一人として参加したジェイソン・ブラムがまたもや制作で参加しています。

ストーリー(映画ドットコムより引用)

母と兄と3人で暮らす少年ジョージは、離れて暮らす祖母マーシーのことが大好き。
ところがある日、マーシーが突然発作を起こして倒れてしまう。それ以来、マーシーは意味不明な言葉をわめいて暴れるようになったため、ジョージの家族が面倒をみることに。
やがてジョージは教会の神父から、マーシーと自分たち家族にまつわる、ある真実を聞かされる。



ま、要約すれば、優しかったおばあちゃんが認知症っぽいことになった途端怖い人になっちゃったけどその原因を神父が知っていたよ!ということです。
そもそもおばあちゃんはどのような経歴を持つかというと、念願の子どもを授かったときに夫が斧で自分の頭を勝ち割り自殺。シングルマザーとして子どもを育てましたが、その子というのが本作の主人公ジョージのお母さん、ということです。そしてそのお母さんもシングルマザーなので、主にジョージの面倒をみたのはおばあちゃん。だからおばあちゃん大好きなわけですね。
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おばあちゃんの若いころ可愛い


ぐうたらな叔父さんと、シングルマザーとして育ててくれているママと、主に面倒を見てくれたおばあちゃん、そして怖がりなお兄ちゃん。家族に囲まれてそれなりに暮らしていた少年ジョージですが、ちょっと不思議な子です。妄想のお友達がいます(笑)
その子はどこからともなく現れ、ジョージに助言をしたり意見を言ったり。
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おじさんと想像の友達

で、おばあちゃんが発作で倒れてからおかしくなって、神父から「おばあちゃんは祈っても子どもを授けてくれない神を信じぬようになって、何か違うものにすがり始めた」と告白を受けるジョージ。そこから不思議な魔術書にたどり着きます。そこからは面白いオカルト・ホラーですよ!

画像もあまり用意してませんし早速個人的感想に入ってしまいましょう。
OPは重苦しいピアノをBGMとして始まります。雰囲気がとっても良いですね~。派手なオカルトホラーもいいですが、重苦しい雰囲気のオカルトは味わい深くて好きですよ。

その重苦しい雰囲気に合うように、控えめな表現がされています。ドン!とかギャー!とかいう目立った効果音もなく、無音でリアルな雰囲気が漂うシーンもあります。その一方、CGによるファンタジー要素のようなものも感じられ、重苦しい感じが軽減されているかと。悪魔が出てて来ますが、それも誇張されず変に悪魔っぽくなく好印象です。
ただ、シーンの繋ぎ目が若干荒いかなあ・・・。

〆には語りが入りますが、これはまあ要らないなあと思いつつ、総合的にはそれなりに良かった作品だと思いました。
普段ホラー観てないしゴアなものだめだし、落ち着いていてワクワクさせてくれるオカルト欲しいなって人にはお薦めです。

落ち着いた雰囲気や控えめなところが好印象だったので星を一つ増やします。
★★★★☆

Posted on 2016/10/12 Wed. 16:02 [edit]

category: ホラー映画

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激怒/Rage  

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公開年:1972
監督:George C. Scott
脚本:Philip Friedman, Dan Kleinman
音楽:Lalo Schifrin

TSUTAYAのホラー棚けっこう観ちゃったなあ・・・サスペンスやスリラーにも手を出してみるか・・・ということでテキトーに選び鑑賞に至りました。
監督ジョージ・C・スコットはアカデミー賞を辞退したという面白い人。本作は初監督作品、そして主演も務めています。
今回は良い作品すぎてかなりレビューが書きづらくて語彙力もないし短いです。

ストーリー

ワイオミングで羊を飼っているダンは一人息子のクリスとキャンプに出かける。だが翌朝、クリスは昏睡状態になっており、羊たちも皆死んでいる。ダンは病院で徹底的な検査を受けさせられるが、次第に事件の背後に軍の化学兵器が関係している事が判明してくる。そしてダンはクリスの死を知る。復讐の鬼と化したダンは、兵器工場の爆破に向かった……。



主人公は田舎で息子と二人暮らす男、ダン。ストーリーにもあるように、息子を殺されたと思った男が怒りに震え復讐を誓う、そういった映画です。
さっそく個人的感想に入りましょうかね。

テーマソング良し。途中からカッコよくなります。
OPタイトルは息子であるクリスがこん睡状態になり、ダンがトラックで病院へ向かうところに入ります。こういうの好きですね~。これから本編ですよ、という作りです。
本作の素晴らしいところはですね、シーンの繋ぎです。一つのものをポイントに次のシーンへ移り変わる。観た人には伝わると思うのですが・・・言葉にしにくいですね。

主演のジョージ・C・スコットの演技が良すぎてですね、本当に、涙が出てくるんですよ。感情移入してしまいます。
特に、ダンがクリスの死体を霊安室で見てしまい、その後病院を抜け出して歩くシーン。涙をためて”God demn!”と言うところは物凄く味がありました。こっちも涙が出る。にじみ出るような怒りがそこには完ぺきに表されているのです。
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オチは救われないものなのですが、最後の最後、ダンが微笑んでいたように見えるのがまた、もう、たまらない感動を心の底から呼び起すのです。ダンの他に、ダンのかかりつけの医師がなにやら病院側があやしいと察知して最後までダンを追うのですが・・・そのキャラもいいんですね。もう一人の主人公に近いところがあります。
復讐ものというと、復讐を気持ちよくやり遂げちゃうアクションものなんかが目立ちますが、これはヒューマンドラマ枠ですね。対政府ですから。現実ではどうなるかって、そりゃ、決まってます。そういう映画です。だからこそより深く思えました。
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本当に良い作品だったのでレビューがはかどるだろうなあと思っていたのですが、実際はなかなか書けません。
というのも、突っ込みどころがあったりする映画はネタがあるので書きやすいのですが、ただただストーリーを追い、キャラに感情移入させられる作品は、そんなことを考えるスキを与えないからなんですよね。今回がそれでした。
田舎の雰囲気もいいし、なにより主演のジョージ・C・スコットの演技が素晴らしすぎるし、ひとつひとつのシーンが良い。
親子で穏やかに暮らしていたその幸せを奪われた男の怒りを色濃く描いています。
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素晴らしい作品でした。語彙力が追い付かない!いつも無いけど!とにかく観てください!笑

★★★★★

Posted on 2016/10/07 Fri. 18:03 [edit]

category: ホラー以外の映画

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クラウン/Clown  

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公開年:2014
監督:Jon Watts
脚本:Christopher D. Ford, Jon Watts
音楽:Matt Veligdan

なんかピエロホラー観たいなあ・・・『イット』的なものが観たい・・・ん?これピエロホラーか・・・よっしゃ!ということで鑑賞に至りました。
『ホステル』『グリーン・インフェルノ』の監督、イーライ・ロスがプロデュースしている作品です。ジョン・ワッツは本作が初監督作品っぽいですね。
映画学校に通っていたジョン・ワッツらがフェイクとして作った予告編動画の監督に冗談でイーライ・ロスの名をだすと、なんと本人の目に止まったらしく、そこから実際に作ろうぜ!という流れになったみたいです。すごいなあ。
本作、子どもが犠牲になる作品となっておりますので、苦手な方は観ないほうが良いかと。

ストーリー(allcinemaより引用)

息子の誕生日に手配していたクラウン(ピエロ)がドタキャンとなり、父のケントは急遽クローゼットの中からクラウンの衣装一式を見つけ出すと、自らクラウンとなって誕生パーティを盛り上げ事なきを得る。
ところが、いざ衣装を脱ごうとしても身体と一体化して脱げなくなってしまう。なんとそれは、子どもたちを襲う伝説の悪魔の呪いがかけられた禁断の衣装だった。
徐々に悪魔に支配され、子どもたちを狙う狂気の殺人鬼へと変貌していくケントだったが…。



不動産屋で働くケント。ある日、息子の誕生日パーティーに頼んでいた出張ピエロがドタキャン、しかも代わりも見つからないということで、仕事先で慌てるが、売りに出していた家の屋根裏で鎖に繋がれた箱を発見。それを開けてみると、ピエロの衣装が。「ラッキー♪」ということでさっそく着て、ピエロの鼻をつけ、白くメイクをしていざパーティーへ。
結果は大成功。ですが、脱げない。マジで脱げない。メイクも落ちねえ。鼻もとれねえ。どうしよ。
衣装を破ろうとしても無理。電動のこぎりも刃が取れる始末。歯医者の妻に手伝ってもらって鼻をとろうとするけれど鼻の皮ごととれた。痛い。
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とりあえず病院行こう。・・・だめだった。
そうだ、この衣装を作った人間に会いに行こう!ということで車を走らせますが、そこで衝撃の事実。この衣装は悪魔の衣装だとのこと。これを着ると悪魔になってしまうという。
というのも、ピエロとはそもそも子どもを食べる恐れられた存在であり、この衣装はそれに取りつかれるということらしいからなのです。
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衣装職人に殺されかけたケントは逃げて身を隠しますが、おなかが減ってしょうがない。
話しかけてきた小さな子どもに手をかけようとしてしまった自分に戸惑い、悲嘆します。妻には会えない、理解してもらえないだろう、息子たちにはなおさら会えない。二度にわたり自殺を試みるけれど、うまくいかない。死ねない。そしてとうとう子どもの背後に忍び寄ります・・・ゴクリ。
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さて、個人的な感想に入っちゃいましょう。
『イット』のようなピエロの恐怖はない作品ですが、序盤の電ノコで衣装を破るところなどはハラハラさせてくれます。だって襟のところから電ノコで切ろうとするんですよ。首スレスレ。死亡フラグってやつですよ。まあ死なないんですけども。

その他、衣装屋の店主を訪ねる際に、マネキンかと思ったら店主など、「おお!」と思うシーンはありました。あとは自殺未遂のシーンですね。拳銃を咥えて引き金を引くわけですが、飛び散る血が虹色なんですね。うわ~~~これいいなあ~~~と心が震えました。そういうの好きよ。そして何事もなく起き上がるケント。哀れよのう・・・。もう一つの自殺未遂の方はまたもや電動のこぎり。二つのそれを背後に設置して椅子に座り、後ろに倒れこむことで首を自ら切ってしまおうとするケントですが、怖くてできない・・・ここらへんの葛藤は観ていてまあ面白かったです。

子どもが犠牲になるということで、人肉食事シーンはないのですがゴア描写はあります。結構ぐちゃってるので苦手な方はだめかもしれませんね。
犠牲になる子の一人にゲーマーないじめっ子がいるのですが、ゲームをしている途中に家に誰かが侵入した気配を感じた彼はゲーム脳らしくヌンチャクを持ち出して警戒しながら歩き始めるんですね。ヌンチャクって。可愛すぎかお前は。
あとゴアシーンでいえば、下あごが取れるシーンがあります。まるで呪怨ですね。もしかしてちょっと意識してる?

さて、お愉しみなピエロシーンですが、なんと、終盤20分だけです。めっちゃ待たすなおい!!それまではケントが悩んだり奥さんが周りの話を聞かずにアホみたいに「ケントを信じる」しか言わなかったり衣装屋の店長がハンマー振り回したりしてます(こう書くと楽し気ですか?)。
で、どんどん悪魔になってしまうケントなのですが、それに比例するようにピエロの衣装がぴったりとタイトになっていくんですね。最後の方は肌に直接ペイントしているのでは、と思うくらいです。それを思いついてからはちょっと笑っちゃったんですけども。
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オチは結構あっさりしてます。今まで引きずってた設定をこんな簡単に片づけていいのかと思わず笑えましたが、まあだらだらとやられるよりかは良かったかな。その部分だけ切り取れば結構ロックでしたしね。最後の最後にケントに戻るシーンは良かったです。
しかしながらピエロ的恐怖には欠けます。まあ設定の通り、悪魔といったところでしょうか。モンスター的。ピエロじゃなくてもいいんじゃねえのとは思います(笑)もっと子どもを罠にかける感じが欲しいのだよ。
悪魔なのに体を乗っ取るだけなので超能力はないし(驚異的治癒力のような不死要素はあるのですが)、ちょっと物足りないかなあ。
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総合的には、期待したピエロホラーは得られなかったものの、まあまあの出来なのではないでしょうか。
まあどんな映画にも面白さの1つや2つはあるという考えなので基本的に甘い評価をしがちなのですが・・・。
もうちょいゴアでも良かったしもっとスラッシャーしてもよかったかなーなんて思うところです。

★★★☆☆

Posted on 2016/10/07 Fri. 15:23 [edit]

category: ホラー映画

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ミッドナイト・ミート・トレイン/The Midnight Meat Train  

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公開年:2008
監督:北村 龍平
脚本:Jeff Buhler
音楽:Johannes Kobilke, Robb Williamson

なんか良さげなジャケットじゃないの~と思って鑑賞に至りました。
監督はなんと日本人。『あずみ』の監督も務めた方です。原作は『ヘルレイザー』シリーズを手掛けたクライヴ・バーカーの短編小説です。

ストーリー(映画ドットコムより引用)

ニューヨークで暮らす写真家の青年レオンは、ある晩ギャングに襲われていた女性を助けるが、翌日その女性が行方不明になったことを知る。
女性との別れ際に地下鉄で撮った写真に不審な男が写っていることに気づいたレオンは、たったひとり調査に乗り出すが……。



主人公は写真家のレオン。町のリアルなワンシーンを撮っていますが、自分を売り込むのがなかなか上手くいかない様子。それを支える彼女。
一方エネミーサイドは、食肉工場で働く無口な男マホガニー。仕事が終わると真っ直ぐと駅へ向かい、ホームで終電までの何時間をベンチに座って過ごし、終電が入ってくるとゆっくりと乗車する。その電車では人間を撲殺、解体、つるし上げ・・・が行われているわけです。

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まあこの手の作品は基本的に画のインパクトが大事というか。最初からそれしか期待していませんでした(笑)
早速個人的感想に入っていきましょう。
結構エグいゴア描写を期待していましたが、血とかそこらへんがCGなので生々しさに欠けてなんかちょっと物足りなさが否めません。スラッシャーにしては綺麗すぎる。目玉が飛び出したりはするんですがね・・・。
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しかし解体シーンは良かったですね。そして車内に人間が肉のように吊るされてるのは画的にとても良かったと思います。マホガニーの働く食肉工場で肉が吊るされているシーンがあるのでそれと対比させられる感じですね。美味しそうではない。
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マホガニーの武器は重そうなハンマー。撲殺ということですね。
で、人肉処理はそりゃもちろん食べられるためにあるわけで、ということは食べる存在がいるわけですけれども、そこがいまいち掴めない。なぜその存在にそこまでするのか?そしてなぜかオチでは主人公がそれに加担しているんですね。その理由も描き切れてなくてスッキリしない。納得がいかないのです。
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総合的に見て、そんなに満足度は高くありません。
スラッシャーとしてもゴアさには(個人的に)欠けるし、ストーリーも中途半端。
これは別に観なくてもいいかな~という作品でした。

★★☆☆☆

Posted on 2016/10/07 Fri. 12:30 [edit]

category: ホラー映画

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バタリアン/The Return of the Living Dead  

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公開年:1985
監督・脚本:Dan O'Bannon
音楽:Matt Clifford, Francis Haines

超有名なホラーコメディ作品、『バタリアン』シリーズのファースト作品です。
監督のダン・オバノンは様々な作品に脚本で参加している方です。例えば『エイリアン』『スペースバンパイア』『トータルリコール』などなど・・・有名作品ばかりですね。

ストーリー(wikiより)

アメリカ合衆国ケンタッキー州ルイビルにあるユニーダ医療会社で働くこととなったフレディは、先輩社員のフランクから、軍の移送ミスによって会社の倉庫にゾンビが保管されている事を知らされる。
2人がそのゾンビの入った容器を叩いてみたところ、そこから突然ガスが噴き出した。ガスは“死体を蘇らせてゾンビ化させる”という物質「トライオキシン245」だったため、医学用に保管されていた死体がゾンビとなる。
フレディとフランクは社長のバートを呼び、3人がかりでゾンビを取り押さえる。バートはゾンビを秘密裏に処理しようと、会社のそばにある火葬場で働くアーニーの元へゾンビを持ち込み、焼却することにした。
しかし、煙突から舞い上がった煙は雨雲を呼び、墓地に染み込んだ雨水は死体を次々とゾンビにしていく。そして、ガスを浴びたフレディとフランクも・・・



原題に"Return"の文字がありますが、というのも、かの有名なゾンビホラー『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』で描かれたゾンビパニックが事実を基に作られた、という設定でストーリーが進んでいくからなんですね。
さて、登場キャラクター紹介!
ストーリーにもありますように、メインキャラクターは新人の若者フレディ、先輩のフランク、社長のバート。トライオキシン245のせいで倉庫に保管してあった新鮮な遺体がよみがえってしまったり、標本が動き出したりと大変な事態にフレディとフランクはなんとか証拠隠滅をしようとしますが、二人ではどうしようもないということで社長を呼び出すわけですね。そして三人でなんとか対処しようとします・・・。
一方。新人フレディはイケイケグループの一人で、仲間は「フレディが働くことになったってよ!様子見に行こうぜ~」とフレディが働く医療会社へと向かいます。でも仕事が終わる時間までまだあるということで近くの墓場で時間を潰すことに。段々とテンションが上がっていく若者たちは好き勝手やっています。まあその裏でフレディは大変なことになってるんですが(笑)
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ゾンビは本作では「バタリアン」とされていますが、原題は「The Return of the Living Dead」であり、「バタリアン」のバの字もありませんし、作中で登場するオバンバというゾンビもそのような名前はオリジナル音声では登場しません。(でもこのアレンジのおかげでいろいろ利益が出たんだろう)
他に名前がついているのはタールマン。トライオキシン245が入っていた容器に眠っていたミイラですが、トライオキシン245が漏れたと同時に溶けて復活(?)しました。可愛い見た目ですが、唐突に人間の頭にかじりついて脳みそを食べる凶暴性があります。こわいこわい!
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その他、墓場に眠っていたゾンビは骸骨だったり肉がついていたり様々ですが、個人的には骨の方が可愛くて好きですね。おめめもできて可愛い!
そしてなんとゾンビたちは知性があるので厄介です。人間のふりをしたり言葉を話したり、人間をどんどん罠にかけて襲います!
作中でなぜ彼らは人の脳店を求めるか(食べるのか)をオバンバが語るシーンがありますが、「死という強い痛みが脳みそを食べると抑えられるから」らしいですよ。美味しいから食べてるとかじゃないんですね・・・。でも笑ったのは、「脳みそのニオイがする!」というゾンビのセリフですね。脳みそのニオイってなに・・・?
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そろそろ個人的な感想を。
テーマソング良し。OPタイトルはフレディとフランクが誤ってトライオキシン245を漏らしてしまうところに入ります。いいですね~今までは前置きで、こっから本編が始まるよ!という設計、こちらの気分としても切り替えられるのでありがたいです。スムーズかつ安っぽくないので好印象でした。
ホラー黄金の80年代作品ですけれども、どうやってやってるんだ!?というシーンも多いです(単純に私の知識がないだけですけれども)。
前半は薬品会社が舞台ということは既に書きましたが、倉庫にいる新鮮な遺体は黄色いんですね。まあ標本ということでそういう色なんですが、体を黄色く塗った人が暴れるんですよ(笑)でもね、切断した手足が動いたりとか、「おお~!」と声が出る良いシーンも多いのです。どうやって撮っているのかは、オーディオコメンタリーによると内緒らしいですが(笑)
もう一つ見どころなのは、捕らえられたゾンビ「オバンバ」です。たぶん女性なんですけど、上半身しかないんですね。で、背骨がくにゃくにゃ動いてるんですよ・・・背骨そんな動きできるの?っていうほど・・・いや、たぶんできるんでしょうけど、まるで虫のようなそれにちょっと感動を覚えましたよ。
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もう一個良かったのは、トライオキシン245を直接嗅いでしまった人間がゾンビになっていく過程ですね。フレディとフランクがそうなんですが、ストーリーが進んでいくごとにどんどん青ざめていくんですよ。ゆっくり死んでいるらしいんですけど(脈がなくなる、体温が異常に低くなる)、どんどん弱っていく感じも良かったし、体中が痛み出して叫ぶ様子も良かったです。こういう痛みがあるから脳みそ食べたくなるのね・・・っていう。
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オチはかなり好きでした(笑)
勢いのあるギャグマンガが映像化されたような。そのオチを観たときわたしは大笑いしたのですが、人によってはダメなのかも?映画に真面目を求める人はだめでしょうね・・・って、コメディホラーにそんなの求める人いないと思いますけど(笑)
とても面白い作品でした!最近笑ってねえなっていう人にはお薦め。

★★★★★

Posted on 2016/10/03 Mon. 19:11 [edit]

category: ホラー映画

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