lith様の備忘録

映画(主にホラー)・音楽(メタル)の雑なレビューブログ

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フェーズ6/Carriers  

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公開年:2009
監督・脚本:Àlex Pastor, David Pastor
音楽:Peter Nashel, Brick Garner

たまには感染ものでも観ようかと思いまして鑑賞に至りました。

ストーリー(allcinemaより引用)

荒野を走る1台のベンツ。乗っているのは兄ブライアンと弟ダニー、それにブライアンの恋人ボビーとダニーの女友達ケイトの4人。
彼らの目的は感染者との接触を避け、兄弟が子ども時代に過ごしたことのある人のいないメキシコ湾のビーチへ向かい、そこで食糧を確保しながら、感染者とウイルスが死滅するのを待つというもの。
その道中、彼らは一組の父娘と出会う。しかし、娘が感染していることに気づいた一行は、すぐさまアクセルを踏み込み、父娘を置き去りにするのだったが…。



今回の主人公陣は4人。兄弟と兄の恋人と弟の友人ですね。男女4人ということで人間関係にも注目しておりました。
この作品の要素としては、感染パニックというよりかは、そういう状況に置かれた人間の様子、人間関係の難しさがメインです。
ホラーというよりもロードムービーといった感じで、あまり刺激的なシーンはなく淡々と時間が進んでいきます。
感染ものですが、ゾンビが這い回っているということもなく、致死率100パーセントの病気が蔓延している、といった感じ。一応感染者の死体も出てきますが、ゴアゴアなわけでもありませんから、ホラー慣れしていない人でも鑑賞できることかと思います。
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さて、4人の他にもストーリーに深く関わるキャラクターがいます。
兄弟の思い出の地である砂浜へと感染を逃れて車を走らせる4人、その道中に車が止まってしまった親子に遭遇します。しかし娘ちゃんのマスクには血痕。完全に感染者です。
あーだこーだ言いつつも見捨てられない人間的情が勝り、後部座席を完全にビニールで覆いながら、お父さんが目的地だと言ったワクチン研究をしている町へと車を走らせます。そこでも悲しい事実が突き付けられます。
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さて、そろそろ個人的な感想に入りましょう。
前述しましたように、ロードムービーです。なんだかドラマみたいな要素もあります。人間関係に焦点が当たってますからね。
刺激的なホラーを求めている方には物足りなさはめちゃくちゃあると思いますが、見どころは沢山あります。
人間関係の移り変わり、心情の変化はもちろんそうですが、例えば感染者らしき人間が車の座席に触った時に手のあとがついたり(感染者への潔癖が窺われる)。
人間味、それを味わえる作品です。
作中ではしばしば感染が広がる前の、兄弟の幼少期の映像が流れ、現在と対比されます。その切なさを楽しめるひとならこの作品は好印象になるかと思います。また、幼少期だけではなく、作品で描かれる2つのシーンの構図が敢えて重ねられ、人間関係・立場の変化が強調されており、それも楽しめるポイントです。
なかなかにゲスい人たちも出てきますが、それは結構短い間のことなので、人権が脅かされる系が苦手な人でも大丈夫かと思います。メインは切なさです。
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なかなかに楽しめたロードムービーでした。

★★★★☆
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Posted on 2016/08/30 Tue. 15:28 [edit]

category: ホラー映画

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ブラッディー・バレンタイン 3D/My Bloody Valentine 3D  

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公開年:2009
監督:Patrick Lussier
脚本:Zane Smith ,Todd Farmer, John Beaird
音楽:Michael Wandmacher

どうしてもどうしてもオリジナルから観たかったのですが耐えられずリメイクから観てしまいましたパターン。
かの有名な『血のバレンタイン』の3Dリメイクになります。ちなみに日本版なのでカットシーンがあります。残念。

ストーリー

アメリカの小さな田舎町ハーモニー。10年前、ここで新米作業員トムが原因の炭鉱事故が起こり、5人が亡くなった。唯一の生存者だったハリー・ウォーデンは1年間昏睡状態が続いた後、バレンタインデーに突然目を覚ますと、つるはしを手に住民22人を殺害する凶行に及んだ。
そして現在。平穏を取り戻したハーモニーに罪の意識に苦しみ続けるトムが戻ってくる。そんなある夜、炭鉱夫のマスク姿につるはしを持った殺人鬼が出現、ハーモニーの町に再びあの悪夢が甦る。



ということで、スラッシャーものになります。派手に殺すぜ!ということで、どんな風に犠牲になるのかが見ものなんだということですね。
主人公トム演じるはドラマ『スーパーナチュラル』で大人気のJensen Acklesです。イケメンだな~特に声が。
そしてもう一人の主人公的キャラクターはポリスのアクセル。所帯持ちのくせに妻の職場の人間と不倫をするクソ男です。
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そしてトムの元カノでありアクセルの妻であるサラ。そしてサラと同じ職場で働きアクセルと不倫をするメーガン。事件に巻き込まれるメインキャラクターは大体この四人です。
対する恐怖の象徴ハリー・ウォーデン。十年前の炭鉱事故の生存者であり、九年前の大量殺人の犯人です。そして同じ手口同じ姿でまた町に殺人事件が起こっていきます。ガスマスクに作業着につるはし。キャラクターデザイン的には完璧です!
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冒頭は炭鉱事故、ハリーの入院先での惨殺行為、そしてティーンズ時代のトムたちが巻き込まれた炭鉱事件と続きます。
まあホラー映画にはよくあるイケイケティーンエイジャーのパーティなわけですが、トムは消極的・保守的なところがあるらしく、アクセルに「地味すぎるだろあいつ」といじられたりしてます。もうこの時点で「死なない気がする」と私のホラーアンテナがキャッチするわけですが・・・。
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地味キャラトム、そして病院での大殺戮


そろそろ個人的感想に入ります。
今作、最初っから素晴らしいほどスプラッター!です。最高。しょっぱなから上半身切断とか目玉ぐしゃとかあります。最高。
その後も印象的なスプラッターシーンを見せつつ、ストーリーは複雑ではなくシンプルにまとまります。
良かったのはですね、電球が光るときだけハリー・ウォーデンの姿がちらちらと見えたりするところ。演出として最高です。
オチは綺麗で、しかもホラーらしく、尚且つ演技がとても良い。顔を震わせて目をかっぴらいてるんですが(ネタバレすれすれ)、それがなんともキャラクターらしさを強調していて素晴らしいですね。

未鑑賞の方には楽しんでいただきたい作品なのでネタバレを避けて多くは語れませんが・・・スプラッター好きにはたまりません。
3D作品なので劇場用の視覚効果・描写がそれを意識しているところがあり、DVDでは惜しい気もしましたが、それを抜いても十分見ごたえのある作品です。
シンプルなそのストーリー、スラッシャー度、キャラクターデザインの良さに星を増やします。


★★★★★

Posted on 2016/08/22 Mon. 19:28 [edit]

category: ホラー映画

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ホーンテッド・タウン/Midnight Mass  

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公開年:2003
監督:Tony Mandile
脚本:Tony Mandile, F. Paul Wilson

オカルトものが観たいなあということで鑑賞に至りました。タイトルだけじゃ面白さは分からないじゃない!・・・冒険心が大事です。

ストーリー(キネマ旬報社データベースより)

悪魔の屋敷から流出したゴーストウィルスに感染した何万もの化け物たちが暴れ回るパニックホラー。
アメリカの田舎町に危険レベル最大のバイオハザードが発生!感染源を調べていた政府の科学調査グループは、常識では考えられない結論に至る。



ストーリーは嘘です。はい。ゴーストウィルスもないし何万も出てこないしそんなにパニックでもないですし政府の科学捜査グループがどうこうとかないです。はい。日本版の説明文嘘つきすぎです。
ということでざっくりと個人的な見解で説明しちゃいます!

主人公はあか抜けないしスタイルも悪いしちょっとぐれてるっぽい女の子グウェン。
ヴァンパイアが支配する田舎町で逃げ惑う感じです。強力な味方は元神父のアンソニー。過去に少女への性的暴力を働いた嫌疑をかけられ聖職から離れたようです。
町はヴァンパイアとそれに傾倒して悪事を働くゴス集団に支配され、そのトップは聖職者であるはずのジョー。禍々しい儀式をしています・・・(つまりMidnight Massってわけです)
そんな感じで「グウェン・アンソニー・町の生き残り」VS「ジョー・ヴァンパイア・GOTH集団」ということで話は進んでいきます。ね、ホーンテッドの欠片もないでしょ。
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アンソニー元神父と、もうヴァンパイアなジョー


しかしながらですねえ、前回レビューした『イット・フォローズ』より個人的にはずっと面白い作品なんですよ。B級好きな方には良さが分かるかと思います。
低予算ながらの良さがあります。規模は小さいけれど、それにちゃんと収めてるから中途半端さは特にないんですね~。
笑いどころをメインにレビューしていきたいと思います。

まずはGOTH集団。これがほんと笑えて、普通の風景にゴシックファッションの痛い奴らが出てくるんですよ。車に乗って、一般人どもを捕らえます。なんでも、ヴァンパイアの餌が少なくなっているとのこと。この浮いてる感じがまず笑えます。
で、まあモンスターものなのでモンスター(ヴァンパイア)が人間を襲うシーンがあるわけですが、なんか血を吸うっていうよりかは食べてるんですよね。女性たちが憧れるカッコいいヴァンパイアとかではなく、本当にモンスターなヴァンパイアなんですが、ゾンビっぽさもあるかもしれない。
ともかく、まあ、人を食べる?みたいなんですが、よーくそのシーンを観てみると、食べてないんですよ。舐めてるんですよ。「食ってねえ!!舐めてるだけだ!!」と思うと笑えます。
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他に笑える点としては、拠点づくりのために教会に横たわる死体たちを片付けているときになぜかBGMが穏やかだったり(浮いてる)して。
まあ結局、腕力勝負というよりかは神の力VSヴァンパイアという形をとるのですが、ここで神の力を示す描写としてヴァンパイアがミサにおいて神の血とされるワインを飲むシーンがあるんですね。で、溶けるんですよ。ヴァンパイアが。そこのシーンがとてつもなく良い
これだけで見ごたえがある。このシーンだけで満足できる。(謙虚)
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低予算なりの味があり、タイトルMIDNIGHT MASSから外れないストーリーなので好印象です。
もう少し神の力を強調してもいいかなと思います。
ちょっと訳ありなイケメン聖職者が好きな方にはおすすめな作品です。

★★★★☆

Posted on 2016/08/22 Mon. 17:14 [edit]

category: ホラー映画

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イット・フォローズ/It Follows  

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公開年:2014
監督・脚本:David Robert Mitchell
音楽:Disasterpeace

何かと話題だったのでDVDで鑑賞してみました。

ストーリー(allcinemaより抜粋)

19歳のジェイは、新しい彼氏ヒューとデートし、そのままセックスに興じる。ところが、ことが終わるやヒューに薬を嗅がされ気絶してしまう。
手足を拘束された状態でようやく意識を取り戻したジェイに対し、ヒューはにわかには信じがたい告白を始める。
曰く、ジェイはある呪いに感染したという。それによって、感染者にしか見えない“何か”が、ゆっくりと、しかし確実に迫ってくる。そして最後には必ず殺される。それを回避したければ、誰かとセックスして移す以外に方法はない、というのだった。
以来、ヒューの言葉通り、他人には見えないそれは、様々な人の姿をして自分に向かって歩いてくるようになる。いつ、どこからやって来るかも分からないそれに常に怯え、必死で逃げまどうジェイだったが…。



主人公はティーンエイジャーのジェイ。幼馴染たちと仲良く、彼氏とも青春しちゃってる感じです。
彼氏はヒュー。友人たちはそれぞれポール、グレッグ、ヤラ。この五人が「やつ」に追われるわけですね。
ストーリー紹介にもありますように、今作は正体不明の「やつ」が追っかけてくるということで、ハラハラドキドキを楽しむんだろうなあ君が悪いんだろうなあと思って期待していたわけです。気味が悪いんだろうなあと。
冒頭は「やつ」に追いつかれてしまい被害にあう女の子が襲われるシーンです。ここが良かったかな。足の曲がり方が芸術的です。これは好印象。こういったストーリーには被害にあった時にどうなるかの「気味の悪さ」がなければなりません。
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さて、「やつ」は「見えない」もしくは「通行人のような人物の姿をとる」のですが、最初に出てくるときは全裸の女性です。『スペースバンパイア』を彷彿とさせますね。男性だったりもするのですが、全裸です。なんでかは分からん。とりあえず追ってきます。
誰になりきってるかはわからないので疑心暗鬼になってしまうわけですね。
最初に感染しているのはヒューです。そして次にジェイがそうなってしまう。椅子に縛り付けられて「それ」の存在を無理やり知らされるジェイはたまったもんじゃありません。
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おばあちゃんも「やつ」なのか?


とりあえず逃げろ逃げろ逃げろ!とりあえず殺されるっぽい!
と、いうことで、ティーンエイジャーたちは逃げまくります。途中で追いつかれそうになったりしながら。

ま、さっさと個人的感想に入っていきましょう。
「新鮮だ」「怖すぎる!」とTwitterでも各ニュースサイトでも取り上げられていたこちらの作品ですが、個人的には「どこが?」といった感じでした。
まず呪い感染ものはJホラーでは王道ですし、後ろからつけられてる・・・追われてる・・・なんてのも怪談話で慣れ親しんだ王道パターンです。そういう意味で新鮮味はゼロです。あるとしたら、性行為が媒介となり呪いが感染するということでしょうか。でもそれも明らかになってないんですよね、結局。だから確信を持てない。

しかしながら良かった(笑えた)点は、ティーンエイジャーの一人の服装がダサすぎたところでしょうか(笑)もうね、いつもダサイの。なのにジェイの元カレ(?)らしく、二枚目ポジションっぽい。それがなんか笑えました(笑)
あとは先ほど少し書きましたが、全裸の人間で追ってくるとき、女性は歩いてまっすぐこちらに向かってくるのですが、男性の時はなんと家の屋根の上に立ってるんですよ。全裸ですよ全裸。これはこええわ、っていう。

全体的には特に面白さはなかったですね。
なんでかというと、追われたときにどんなことになっちゃうかの描写が欠けてるんですよ。足が折れてるだけだから恐怖感は薄い(わたしのなかで)。追いつかれた時もまず髪をひっぱられたりするので「余裕あるな」と思ったり。ビミョーです。
あ、でも音楽は良かったかな。それくらい。
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なーにが「新鮮」だよふざけんな、くらいには思った作品でした。
ホラーというより青春ものといった方がよさそうです。

★★★☆☆

Posted on 2016/08/22 Mon. 09:53 [edit]

category: ホラー映画

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ライディング・ザ・ブレット/Riding the Bullet  

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公開年:2004年
監督・脚本:Mick Garris

キング原作ということでとりあえず観てみよう!と。
監督は『シャイニング』などのテレビ作品を多く手掛けている方ですが、『マスターズ・オブ・ホラー』にも参加されています。
キング作品を多く手掛けていらっしゃるようで。

ストーリー

1969年の10月。それなりに充実した学生生活を送っているように見えて、その実、生きる目的を失い死の観念に囚われていた青年アラン・パーカー。なによりも6歳で父を亡くしたことと、ある恐ろしい過去の体験がそうしたアランの人格形成に大きく影響していた。
そんな時、母ジーンが脳卒中で倒れた、との知らせが届く。楽しみにしていたジョン・レノンのコンサートを諦め、母に会いに行くことを決意したアランは、遥か190キロの道のりをヒッチハイクで向かう。
しかしその道行きは次第に怪しさを増し、彼が12歳の時に体験して以来強いトラウマとなっている、ある恐怖の光景に重なっていくのだった…。



主人公は厭世的なこじらせボーイ・アランです。
父親の死やその他トラウマなどから「死」に心が囚われており、ちょっとした妄想癖もあります。だいたいネガティブ。デッサンの授業でもモデルとはかけはなれた暗い絵を描いて教師に「見たまんま描けよ」と言われる始末。
そんなアランの恋人ジェシカは、すぐに関係性に自信を無くすアランを宥めつつフォローしつつ大切に思う良い子ちゃんです。
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さて、アランはサプライズで誕生日を祝おうというジェシカ企画の友人たちの思いを知らず、俺は一人だ~~とお風呂で思いつめます。ジェシカもきっと別れたがってるんだ・・・と。おもむろにカミソリを手に取ります。すると、想像の世界で悪魔がやってきて、「切れ!切れ!」と叫ぶのでした。そんで切っちゃうんだけども、それを見つけたジェシカはじめ友人たちはビックリ・・・そして怪我したので入院、と。
そんなクソみたいな誕生日を迎えたアランの元に、吉報、あのジョン・レノンのライブチケットが当たった!そしてそこに悲報、なんと母親が倒れたとのこと。
いろいろ事情あり、ヒッチハイクと徒歩で遠方の母親へ会いに行くことに決めたアランですが、車に乗せてくれるのは変な奴ばっかり。
そしてとうとう死の伝令者を名乗るような奴まで出てくる。そんなお話なわけです。
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この作品はたぶん「イマイチ」という人が大半なのではないでしょうかね。
というのも、一応ホラーなんですが、期待するほどのホラー要素はない。ちょっとだけ。
ホラーというよりもドラマ枠の方がまだしっくりくるかな?といった感じです。
作中で描かれるのは、アランの妄想やトラウマなどなど。つまり一人の人間(アラン)の「死」への態度の変化、人生への態度の変化が描かれていると感じます。
原作も、キングの臨死体験が反映されていると言われているようなので、あながち間違っちゃいない感想だと思います(笑)
トラウマにどう向き合うか、生死の捉え方、それらへの態度。うーん、やっぱりホラーよりもドラマ枠だなあ
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ちなみにトラウマの一つは子どものころ怖くて乗れなかったジェットコースター(小さい頃からネガティブ妄想)


感想入りましょう。
今作、ホラー要素は少ないものの、妄想が映像化されるシーンは凄くよかったなと。
なんでかって、鑑賞者側を主人公サイドに強く引き寄せる効果があるからなんです。こういうのって。だからこそ、「アランの成長」をテーマにした作品の流れを比較的深く楽しめると思うのです。

惜しかったのは、最後の最後、語りが入ってしまったところ。
原作がどういう流れをとってどんなオチをつけているかは存じませんが、作中本当に伝えたかったことを最後の語りに結局任せてしまうのは、ちょっと惜しい。『隣の家の少女』のように、冒頭に語りが入り、よく分からないまま違った趣向の本編が入り、最後の語りで「ああ!そういうことだったのか・・・最初と繋がった」となるような構成なら素敵なのですが・・・。
ともあれ、死にとりつかれ生から目を背けていたアランが、一度きりの人生において「ブレットに乗っても乗らなくても同じなら乗っておけ」ということを学ぶ、そういう作品でした。

★★★☆☆

Posted on 2016/08/19 Fri. 13:11 [edit]

category: ホラー映画

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