lith様の備忘録

映画(主にホラー)・音楽(メタル)の雑なレビューブログ

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未来世紀ブラジル/Brazil  

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公開年:1985
監督:Terry Gilliam
脚本:Terry Gilliam, Tom Stoppard, Charles McKeown
音楽:Michael Kamen

カルト映画を観ようよシリーズ。
もうタイトルからして目をひきますよね。「未来世紀」「ブラジル」!?しかし実在する国ブラジルのことではなく、架空の都市ブラジルのことを指すようです。
監督は『バンデットQ』などを手掛けたテリー・ギリアムです。
主演のジョナサン・プライスは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズにも出演しています。
そしてなんとロバート・デ・ニーロも出演しているんですよ!超カッコいい役なのでチェックポイントです。

ストーリー

コンピュータによる国民管理が徹底した仮想国ブラジル。その情報管理局で、ある役人が叩き落としたハエによって、コンピュータ情報の一部が壊れてしまう。
そしてその影響は、善良な靴職人をテロリストと誤認逮捕させる結果を生み出すが……。




上記の入りはなんだかそんなに特徴的ではない?ような感じがするかもしれませんが、中身はかなり強烈な個性を持っています。
主人公は情報管理会社に勤めるサム・ラウリー。ひょんなことで昇進が決まり、事件に巻き込まれていくのですが、合間合間にサムの夢の中の世界が挟まれるんですね。その夢はもちろんのこと、映画の舞台となる世界もかなり風変りです。
SFといえば宇宙のイメージを持ちやすいところもありますが、まさにこれこそ想像上の面白い世界だと言いたくなるような作品です。そしてふんだんにブラック・ジョークが含まれている。いわゆる皮肉ってやつですね。それを直接的には描かなくとも、思わせる。それが見事に成されている作品です。

例えば、美容整形に夢中なサムの母親とその友人。双方は別々の医師に整形を任せますが、成功と失敗に分かれていきます。でもどちらも見ていて心地よいものではないんですよ。美に執着し女としての価値を絶えず自分に感じていたいと思う、そんな、なんだか本能的な部分を見せられるのです。
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美容整形施術中のサムの母


そして対するサムの夢の世界は、特撮のロマンをふんだんに盛り込まれています。
鉄の鎧と大きく広がる翼を持ったサム、天使のように舞う女、武者のようなエネミー。一体どんな世界なんだよ!?と笑ってしまいます(笑)別の作品のような感じですが、全体が変わってるのでそんなに違和感はないでしょう。
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輝き空に舞い上がるサム、鎧武者のでっかい敵


さて、大注目のキャラクターはロバート・デ・ニーロ演じるカリスマ的ダクト修理屋、タトル。
これがまたカッコいいキャラなんですね~。いつの間にか現れてはダクトを修理したり手続き主義の公的機関と戦うテロリストとなったり、かと思えばどや顔で颯爽と去ってゆく・・・ヒーローのような感じです。
間違いなく映画界一カッコいいダクト修理屋だと思います(笑)
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どや顔のタトル


さてさて感想ですが、まさにセンスの塊と言っても良いような作品です。考察好きにもウケが良いことでしょう。
また特撮好きやアクション好きにも楽しめるぶっとんだSF作品です!!
最初から唐突な爆発でこちらを刺激し作品の世界観に注目させるとこも「うまいなあ」と思いました。

個人的にツボだったのは、朝の準備を自動でやってくれるピタゴラスイッチもびっくりな仕掛けですね。『キャスパー』にも似たような機械がでてくるのですが、わたしそういうの好きなんですよねえ・・・ロマンじゃ・・・
あとは棺桶からドロドロした死体がどばーっと流れるシーンがあったのは良かったですね。思わぬホラーポイントでした。
そう、そこまではホラーポイントを感じていなかったんです。しかし実はこの作品、
コメディの顔をしたと ん で も な いホラー映画なのです。これは最後まで観た人にしか分かりません。
久々に心を揺さぶられるほど動揺させられた作品でした(笑)素敵!!


★★★★★
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Posted on 2016/03/12 Sat. 15:59 [edit]

category: ホラー以外の映画

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スペース・バンパイア/Lifeforce  

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公開年:1985
監督:Tobe Hooper
脚本:Dan O'Bannon, Don Jakoby
音楽:Henry Mancini, Michael Kamen

ストーリー(allcinemaより引用)

ハレー彗星と共に地球に接近してきた謎の宇宙船。そこには3体の人間が安置されていた。
だが研究のため地球に持ち帰った、人間と思われていたその生物は人々の精気を吸い取る宇宙の吸血鬼だった。



シンプルなストーリーですねー!
監督はトビー・フーパーということで、このブログでは一番レビューを書いた監督でもあります。
主演は『アリゲーター2』『デビルズ・リジェクト マーダー・ライド・ショー2』にも出演しているスティーヴ・レイルズバックです。

今作の舞台は宇宙ではなく地球です。冒頭は宇宙飛行士たちがハレー彗星の近くの謎の宇宙船へ侵入するところから始まります。そこでガラスケースの中で眠る三人の人間を見つけるのですが、これが人間じゃなかったという展開ですね。
軍隊やら専門学者やらがあらゆる対策を考えますが・・・
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被害者を調べる図と、宇宙で謎の宇宙船を発見した船員


で、結局吸血鬼なんですけれども、血は吸いません。精気を吸います。ということで吸精鬼って感じですかね。
精気を吸われるとガリガリになります(笑)これがまた良いデザインしてるんですよねえ。
基本的に口から精気を吸われるわけですが、作中には誰得なおっさんとおっさんのキスシーンがあります(笑)
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ガリガリ。


対してバンパイア側ですが、これがまた超美形なんですね~。まあじゃないと吸精できないですもんね。
男性二人と女性一人の組み合わせです。女性はメインをはって活躍するんですが、男性はあまり登場しません。
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誘惑が強すぎるバンパイア


でも正体はコウモリちゃん!良いデザインしてますよね~。私も本体これでいいから変身能力欲しいです(笑)
でもあんまり映らないんですよねえこの子・・・そこが残念でした。
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ジャジャ~ン!!!

さて、では感想へ!

テーマソングが良いですね~。モンスターデザインもよく、ネタとしても『スピーシーズ』+ゾンビ映画っていう感じで面白いです。
バンパイアというよりかはサキュバス的なものを感じました。なんでゾンビなのかというと、吸精鬼に吸われたらその人は劣化版吸精鬼になるんですよ。そんなやつらがうじゃ~!っと通りに集まるんですね。
割とさわりと終わるのでそんなにストーリーには印象が残らないのですが、画的には残るものがあります。
また、唐突な血のり祭りが始まったり、頸動脈に両側から注射器グサー!!などなど、面白ポイントがあります。
個人的に笑ったのはまたもや網で捕まえようとする作品だったということと、弱そうな軍の基地です(笑)

割と楽しめた作品でした。


★★★☆☆

Posted on 2016/03/10 Thu. 20:59 [edit]

category: ホラー映画

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ナインス・ゲート/The Ninth Gate  

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公開年:1999
監督:Roman Polanski
脚本:John Brownjohn, Roman Polanski, Enrique Urbizu
音楽:Wojciech Kilar

なんかオカルトもの観たいなあと思い、ライトな感じの映画を見つけたので鑑賞に至りました。
監督は『反撥』『ローズマリーの赤ちゃん』『戦場のピアニスト』などで有名なロマン・ポランスキー。
主演は日本で人気のあるジョニー・デップです。ティム・バートン作品にもよく出ていますね。
個人的には特に好きではないんですけど(笑)

ストーリー(映画.comより引用)

辣腕の本の探偵コルソは、バルカン出版の社長ボリスから、最近彼が手に入れた1冊の本──17世紀の悪魔書「ナインスゲート」にまつわる仕事を依頼される。
世界中に3冊しか存在していないこの伝説の本の残り2冊を探し出し、その真贋を確かめろというのだ。コルソはまず、ボリスにこの本を譲ったコレクター仲間を訪ねるが、彼は謎の自殺を遂げていた。危険を感じたコルソは本を友人バーニーに預けるが、翌日バーニーも本の挿し絵と同じ姿で殺される。




良い感じのオカルトストーリーですね~。悪魔の本!悪魔ファンにはたまらないですね。
登場人物はとりあえずに3人としておきましょう。
主人公はジョニー・デップ演じるディーン・コルソは古本の売買を商売にしていて、金のためなら詐欺めいたことでもやってのける男です(笑)
ヒロイン?役の不思議な女はエマニュエル・セニエが演じており、彼女はダリオ・アルジェント監督の『ジャーロ』にも出演しているようです。
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本の価値を調べるコルソーと、謎の女

そしてコルソーに「本物の」悪魔の本を探すよう依頼するのが悪魔オタクのボリス・バルカン。
ビルの最上階に自分の書庫を持ち、貴重な本をたくさん所有しています。
実はうちにも黒魔術書とか悪魔学の書籍があるんですが、この数には負けました(笑)
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バルカンと悪魔の書『影の王国への九つの扉』


古書とミステリーな今作は雰囲気が抜群に良いです!本フェチには堪らないでしょう。
また悪魔についての知識がある方にはツボな隠れたポイントが多々あります。悪魔の本の中に書かれている挿絵も興味深いものです。
ホラー感はあまりなく、くすっと笑えるオカルト作品といった方が適切であると思います。
しかしながら結局なんだったのか分からないオチなので満足感は低いです。たぶん、原作の一部分しか扱ってないからだろうなあ・・・。中盤まではとても良い作品でした。


★★☆☆☆

Posted on 2016/03/10 Thu. 20:04 [edit]

category: ホラー以外の映画

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ヴィドック/Vidocq  

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公開年:2001
監督:Pitof
脚本:Pitof, Jean-Christophe Grangé
音楽:Bruno Coulais

Twitterでちょいちょい話題になっていたので鑑賞。
ホラー作品ではなくサスペンスということで久々です。
監督は『キャットウーマン』などを手掛けたピトフ。正直『キャットウーマン』は駄作だと思いますが・・・(笑)
脚本は『エイリアン4』も手掛けた人とのことで期待して観ました。


ストーリー(allcinemaより引用)

1830年7月24日、パリ。街には国民的英雄ヴィドックの死を伝える新聞の見出しがあふれていた。
もとは華麗な大泥棒だったヴィドック。しかし、脱獄を繰り返しているうち、その腕を買われて警察の密偵を仰せつかり、後に世界初の私立探偵事務所を設立したパリっ子憧れのヒーロー。
悲しみに暮れるヴィドックの相棒ニミエの前に現れたエチエンヌと名乗る男。彼はヴィドックから伝記執筆の依頼を受けた作家で、一緒にヴィドック謎の死の真相を突き止めようと持ちかける。
さっそく二人はヴィドックが最後に調べていた事件を洗い直すのだったが……。



さて今回の主人公は探偵です。
ヴィドックという探偵は実在していたようで、それを基にキャラクターとストーリーが作られたようです。
相方のボワッセと探偵事務所を営んでいます。
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ヴィドックとボワッセ


今作の敵は謎の人物。黒装束に高い戦闘能力で殺人を繰り返します。
顔は鏡に覆われており、そこに自分の顔が映った人間は死ぬとう噂されます。
アクションは割といいですよ!カメラワークや技術をうまく駆使しています。
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全体を通してスチームパンクな雰囲気が漂っていて好きな人にはめっちゃツボだろうと思います。結構おしゃれ!
こういう風に世界観が統一されていると観ていて楽しくなりますね。
メインテーマもオープニングもよく、初めから好印象でした。アクションも良いし、それなりにサスペンス色もある。
どっちが悪役なんだよ!ばりのアクションのやりとりは観ていて面白かったですよ(笑)
オチはありがちでしたが、とても綺麗に統一された作品でした。


★★★★☆

Posted on 2016/03/10 Thu. 14:27 [edit]

category: ホラー以外の映画

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ヘルボーイ/ゴールデンアーミー /Hellboy II: The Golden Army  

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公開年:2008
監督:Guillermo del Toro
脚本:Guillermo del Toro, Mike Mignola
音楽:Danny Elfman

『ヘルボーイ』の続編です!
今回も監督はデル・トロ。前作よりもデル・トロっぽさがありますよ~!
そして音楽は私の大好きなダニー・エルフマンです。ティム・バートン監督作品でよく音楽を担当していますし、『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』では主人公ジャックの声を担当するなどして有名ですね。素敵な音楽を作ってくれます。特に『バットマン』!!


ストーリー

地獄生まれだが心優しいヘルボーイ(通称:レッド)は、相棒のエイブ(通称:ブルー)や恋人のリズらと超常現象捜査局“BPRD”の凄腕エージェントとして、秘密裏に怪事件の捜査と魔物退治にあたっていた。
一方、闇の世界のヌアダ王子は地上の人間を抹消するため、不滅の鋼鉄集団“ゴールデン・アーミー”を復活させようとしていた……。



今回もお馴染みレッドとブルーのコンビが活躍します。
リズは髪を短く切ってさっぱり!気の強い頼れる女という感じになりました。前作ではあんなに病んでいたのに!
新しいキャラとしては、機械の体にエクトプラズムとして存在するエイブラハムが入ってきます。超エリートでリーダーとしての素質もあり、理性的で知性があり、ブルーとは捜査に関して相性が良いと思われるシーンがいくつかあります。
しかしながらヘルボーイとは相性最悪で、度々喧嘩しては何かが壊れたりする始末・・・。
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ショートカットが可愛いリズと、相性最悪なヘルボーイとエイブラハム


今回はファンタジー要素が強めで、エルフ界の双子の王子と王女が出てきます。ヌアダ王子とヌアラ王女。
これがまたイケメンと美女でねー!!どちらも可愛いし綺麗だし、クロエネンが出てこなくても十分魅力があった!!
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強さも十分なヌアダ王子、可愛らしいヌアラ王女。


そしてなんと死神が登場します。特に敵とか味方とかではないのですが、瀕死状態のヘルボーイに関わってきます。
デザインがまた素敵ですね!
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圧倒されるデカさ


今回はラブ・ロマンス要素が入ってきますが、ラブ・ロマンスアレルギーの私でも素直に観れるほどうまくやってくれています。
ヘルボーイとリズはもちろんのこと、今作ではブルーがヌアラ王女と良い感じになります。恋愛なんぞしたことがないブルーのうぶな可愛らしさを楽しめますよ(笑)
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自然発火を操れるようになったリズと、ぎこちないブルー


敵としてはヌアダ王子の他に「ゴールデン・アーミー」というアンデッドで厄介な機械兵たちが出てきます。
このデザインもなかなか良いんですよね~!停止したときは卵型に丸まるのも可愛いです。
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前作と比べてアクションがとても良くなっていると思います。特にヌアダ王子のアクションは素晴らしい。
登場キャラクターのデザインもとても良いです。『パンズ・ラビリンス』っぽい。
コミカルなシーンもよくあり、個人的にはブルーがテレビの報道で「なんだあれは!?頭に便器を被ってるぞ!」と言われてるのにめっちゃ笑いました(笑)(便器=呼吸器)
全体的にデル・トロ感の良く出た作品だと思います。


★★★★☆

Posted on 2016/03/10 Thu. 13:42 [edit]

category: ホラー以外の映画

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ヘルボーイ/Hellboy  

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公開年:2004
監督・脚本:Guillermo del Toro
音楽:Marco Beltrami

TSUTAYAでたまにはSF棚を見ようと思ったらアメコミ映画が沢山あり、ダークヒーローということでたまたま鑑賞に至りました。
アメコミってSFにカテゴライズされるんですね!驚きでした。
監督は我らがギレルモ・デル・トロ。わたし彼の作品をいろいろ観るまで、彼のジャンルはホラーだと思っていたのですが、彼はファンタジーとSFの監督って感じですね。またホラーも撮ってほしいところですが・・・。
美術には『ブレイド2』のマイク・ミニョーラが大きく貢献したようです。


ストーリー

第二次世界大戦末期、敗色濃厚なナチスは起死回生を狙い、妖僧ラスプーチンと手を組み異界から邪悪な神を召喚しようと計画していた。
そしていよいよ計画が実行に移されようとしたその時、アメリカ軍が急襲、異界に呑み込まれたラスプーチンと引き替えに真っ赤な姿の奇妙な生き物が異界から産み落とされるのだった。
その生き物は“ヘルボーイ”と名付けられ、超常現象学者ブルーム教授によって大切に育てられる。やがて成長したヘルボーイは、教授が設立した極秘の超常現象調査防衛局(BPRD)のエージェントとして異界からの侵略者たちと日夜死闘を繰り広げていた。



魔界から来たダークヒーロー!しかもナチスネタかよー!
ナチスといえばホラーでもよくネタとして使われていますね、私は軍服のデザインだけは好きだったりします(ハーケンクロイツは歴史上の出来事を想起するので嫌いです)。

登場人物紹介といきましょう。
先ずは主人公のヘルボーイ!昨日テレビ番組で放映されていた『パシフィック・リム』でハンニバル・チャウを演じていたロン・バールマンです!特殊メイクじゃなくても十分いかつい彼はぴったりの役ですね(笑)
そして相棒のブルーことエイブ。演ずるのは『ミミック』『パンズ・ラビリンス』などにも出演しているダグ・ジョーンズです。調べて初めて知りましたが、『バットマンリターンズ』でもちょろっと出演しているみたいですね!彼は人間離れした役ばかりなのだろうか・・・(笑)
ヘルボーイは強靭な力を持っており、猫だけが友達という可愛らしい設定です(笑)
エイブは前頭葉が発達していてその場所の記憶などが感じ取れる能力を持っています。しかしエラ呼吸なので外では呼吸器をつけています。
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エイブとヘルボーイ


そしてヘルボーイが思いを寄せる超能力者エリザベス(愛称:リズ)は自然発火の能力を持っています。演ずるのはセルマ・ブレア。リメイク版『ザ・フォッグ』にも出演しています。
ヘルボーイの父親のような存在であるブルッテンホルム教授は『エイリアン』『ハリーポッター』シリーズ、また 『V・フォー・ヴェンデッタ』でも活躍したジョン・ハートが演じています。
リズはかなり病んだキャラで、顔色も悪いので「大丈夫かなこの人」って感じですが、続編では大活躍するキーキャラクターです。
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病み病みのリズと、ブルーと記憶を共有する教授


今回の敵キャラはナチス軍の人たちです。
『ハムナプトラ』のイムホテップを連想させるような体格のオカルト・アドバイザーグリゴリ、ナチス随一の殺し屋クロエネン、ナチスの女性将校エルザ。どれも良いキャラです。
特にクロエネン!!この人はカッコいいですよ~。随一の殺し屋という異名に納得できる強さで、銃の扱いも剣の扱いも素晴らしい能力を持っています。ナチス軍服が似合うこと似合うこと・・・。
クロエネンはマスクを被っているのですが、作中でその素顔が見れます。私好みの素敵な感じでした♪
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今回の敵たち、カッコよすぎるクロエネン


今作の監督がデル・トロであることは既に書きましたが、デル・トロっぽさはOPに表れてたかなと思います。
全体としてアメコミの王道な展開な作品で、見慣れない私にはあんまりツボに入らなかったかなあという感じ。クロエネンのカッコよさにはきゃいきゃいしましたが(笑)
クロエネンは素早い動きで相手を追い詰めるキャラクターですが、ちょっとアクションが物足りなかった感あります。
音楽としては挿入歌が良かったかな!レッドとブルーのカッコいいやり取りもそれで映えます。


まあ、アメコミ映画としては王道ということで★3つ。

★★★

Posted on 2016/03/10 Thu. 12:36 [edit]

category: ホラー以外の映画

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ハリーの災難/The Trouble with Harry  

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公開年:1955
監督:Alfred Hitchcock
脚本:John Michael Hayes
音楽:Bernard Herrmann

たまにはコメディもいいんじゃない?ということで、折角ならヒッチコック作品を観よう!ということで鑑賞に至りました。
ヒッチコックといえば『サイコ』『鳥』などで有名ですね。

ストーリー
ここは美しい自然と共に人々が生活するヴァーモンド州。とある森の中で元船長のアルバートは猟銃を持ち、今日も猟を楽しんでいた。しかしなんだか調子が悪く、空き缶を撃ち抜いたりするばかり。今度こそはと成果を確認しに行くと、そこには男が一人死んでいた。「人間を撃ってしまった!」と慌て、なんとかせねばとあたふたする内に、村に住む婦人がそこを通りかかる。
わけを話し、内密にするようにと約束した二人だが、実は村の人々には死んでいた男と関係があって・・・?

みたいな話です。ネタバレしないようにしたのでお楽しみいただけるかと思います(笑)

タイトルの「ハリー」は死んだ男の名前なわけですが、この死体を巡って村の住人たちがあたふたするというストーリーです。
最初の発見者は子どもなんですが、カメラアングルがとても良い作品です。
関わった人間は全員で5人。4人の大人はどうしようかと相談したり、保安官代理をどう誤魔化せるか悩んだりします。
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とりあえずハリーを埋めようぜ!っていうことになりますが、新しい事実や案が出ては掘り返し、埋め、掘り返しを続ける様は笑ってしまいます。
その他にもくすっと笑えるシーンがあったり、なんだかコントを見ているような感じ。
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とりあえず埋めようぜ!の図


今作ではそれぞれにキャラが立っており、愛すべき性格を持っています。
元船長で猟が趣味のアルバート、その近所に住むちょっと不思議な婦人アイビー、レモネードをごり押ししてくる未亡人ジェニファー、芸術家サム。
メインは元船長ですが、芸術家ザムもなかなか面白い男。死体を見つけて早速絵を描き始めたり、思いついたら即行動して夢中になってしまうところはさすが芸術家といったところでしょうか。
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死体の絵を描くサムと未亡人ジェニファーを口説くサム


穏やかなサスペンスコメディで終始楽しく鑑賞できます。テーマソングもいいですね。
いつの間にかこちら側もハラハラする展開があったりもします。
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最終的に掘り起こそうかと相談するメンバーと、医師に言い訳するジェニファー


久々にホラー以外の映画を観たもので、とても面白く観れました。
穏やかな心でくすりと笑いたいと思う方にはお薦めです。

★★★★☆

Posted on 2016/03/10 Thu. 11:35 [edit]

category: ホラー以外の映画

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悪魔の植物人間/The Mutations  

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公開年:1974
監督:Jack Cardiff
脚本:Edward Mann, Robert D. Weinbach
音楽:Basil Kirchin, Jack Nathan

タイトルがアレでも観てみないと分かんないじゃんシリーズ。
別名The Freakmakerともタイトルされるようです。
監督はジャック・カーディフという方で、1940年代~80年代まで、監督や撮影などで活躍された方です。サイレント映画からテクニカラー作品まで及ぶ映画生涯は追ってみたくなりますね。


ストーリー(wikiより引用)

大学教授で科学者のノルター教授は、生物の神秘に魅せられるがあまり、自身が勤務する大学の生徒たちを助手のリンチに誘拐させては植物と併合させる人体実験を行う男でもあった。
そしてノルター教授自身の研究室で遺伝子改造手術を行うも、手術に失敗した実験台の学生たちは、サーカス一座の見世物小屋に送られるという悲惨な末路を辿るのだった。
ノルター教授の実験の主旨は、水と光だけで成長が出来る人間を作り上げることに成功すれば、食糧危機にも人類が対応できるというものなのだが、既に実験台となってしまった学生たちには悲劇が待っていた。
一方で誘拐を実行し、教授の助手を務めるリンチもそのサーカス一座の一員で、自身の奇形をノルター教授が整形手術で治してくれると信じノルター教授の片腕として犯行に及んでいた。ある日、そんなリンチから誘拐された男子学生のブライアンは、ノルター教授から食虫植物の併合手術を施されてしまう。




さて!今回はタイトルからも分かりますように、モンスターホラー作品です!
しかしながらモンスターの他にも楽しいポイントがあるのが今作でして、それはストーリーにもあるように、サーカスが出てくることなんですね!
サーカスでは見世物小屋が催されており、いわゆる「フリーク」と呼ばれる人たちが観客を驚かせます。これがね、特殊メイクではなくて実在するそのままの方々が出演されてるんですね。
そんな彼らですが、作中では仲良く穏やかに楽し気に生活し、互いを尊重して日々を過ごしています。団員の誕生日パーティーなんかもしたりして、観ているこちらとしても穏やかな気持ちにさせてくれますよ。
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自在に目を飛び出させることができる人と飲みものを片手に話す団員達


そしてそんな団員たちのリーダー的存在であるリンチは、自分の顔に強くコンプレックスを抱き、和気あいあいと生活を楽しむ他の団員たちを見下し、教授に顔を直してもらう代わりに人をさらいます。
教授はそんなリンチを利用して実験台を次々に手に入れて、植物と人間の融合体を生み出そうとしているんですね・・・。理由としては、人間と植物の融合した進化の在り方は飢餓をなくし、我々を平和にする!ということです(笑)
まあ教授が育ててるの食虫植物のデザインした肉食植物なんですけどね(笑)
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授業で腐ったオレンジを再生する実験&ノルター教授とリンチ


さて感想に入りたいと思いますが、先ず非常にリンチが人間的で見ていて感情移入してしまいます。
「女性と普通に関係を持ちたい、この顔さえなければ・・・」みたいに、ものすごく悩んで半ば自暴自棄になっているのが分かります。
「ただ、愛している、と言ってくれ」と娼婦に頼むリンチには泣きそうでした。娼婦はちゃっかりオプション料金とってましたけど・・・それくらいサービスしてくれ!笑

1970年代ということもあって、とても雰囲気が良いです。特にタイトルロゴ!かなり好きですわたし!
植物人間のデザインも素晴らしすぎます。肋骨の部分とかたまらないですね~最高ですよ。
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とても素敵な映画でした♪
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★★★★★

Posted on 2016/03/10 Thu. 10:10 [edit]

category: ホラー映画

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エイリアン4/Alien: Resurrection  

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公開年:1997
監督:Jean-Pierre Jeunet
脚本:Joss Whedon
音楽:John Frizzell

前回に引き続き、『エイリアン』シリーズです!
今回の監督は『アメリ』の監督としても知られているジャン=ピエール・ジュネです。

ストーリー(映画.comより引用)

惑星フィオリーナで溶鉱炉に消えたリプリーだったが、エイリアンの軍事利用をたくらむペレズ将軍率いる一派が、残されていたDNAからクローンを生み出し、リプリーは復活する。
リプリーの体内に宿っていたエイリアンをもとに宇宙船オリガ号の中で養殖が開始されるが、成長したエイリアンが脱走。
オリガ号は緊急事態のため地球へ向けて動き出してしまう。リプリーはエイリアンを地球に降ろすまいと戦うが……。



もちろん今回の主人公もリプリー!エイリアンよりしつこく復活しますね(笑)
続編の作りにくい『エイリアン3』から、よくこういう設定に持ってこれたなあと思います。
もう一方の主人公はコールというかわいこちゃんです!演じるのは『シザーハンズ』や『ブラックスワン』などにも出演しているウィノナ・ライダーです。
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めっちゃ端正なお顔のコール


今回の仲間は宇宙貨物船「ベティ」の船員たち!
しかしながら『エイリアン』初代のようなメンバーではなく、戦闘力の十分にある仲間となります。
そしてリプリー自身も、エイリアンの遺伝子を持っているからかかなりのパワーを持っており、シリーズを通して人間離れしていったのが遂にエイリアン側になってきたということです(笑)
私が一番好きなキャラは車いすのブリースですね!可愛いんですよ、お茶目で!そして熱い男なんです。
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今回のメンバー(一部)とブリース


もちろんエイリアンも新型が登場します!
先ずは絶望するほど知性があり、尚且つ水中移動のできる「アクア・エイリアン」。
施設を抜け出すほどの知性を持ち、どこまででも追いかけてきます。しかも水中の方が移動スピードが速いというのが絶望感を強烈に持ってきます。どうやって駆逐したらいいんだ・・・
そしてさらに強烈なのが、人間の遺伝子を持った「ニューボーン」ちゃん!
骸骨のような顔をもち、人間らしい体つきで、リプリーのことを母親と思い込みます。目もあったりして、表情が豊かなんですね。それがまたこちらの感情移入を促します。
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ニューボーンとアクア・エイリアン


OPからして刺激の強そうな作品であることが窺えますが、ゴア表現は割とアリなので苦手な方はちょっと注意すると良いかもしれません。作品冒頭は量産型リプリーの番号8番が、羽化や誕生をイメージさせるようなシーンが流れていて作品の展開を思わせるようで好印象。
今作は魅力がいっぱい詰まってます!
コメディ要素あり(たまにスベるけど)、絶望感あり、個性豊かなキャラづくりよし!良いですね~
特にキャラクターは一人一人が独立して存在感を持っています。ちゃんと「あのひといたなあ」と思い出せるような。
そしてシリーズの真面目さをあえて外したようなポップさもあります。
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自分が量産されていてブチ切れるリプリー


エンディングは2パターンありますが、大きく物語に変化を与えるものではありません。個人的には宇宙船内で終わる方が好きかな~。でも地球に着くのも良いかもしれませんね。絶望感を取るか、安心感を取るかって感じかなあ。
シリーズものとしては大成功の作品かと思います。

★★★★★

Posted on 2016/03/10 Thu. 10:08 [edit]

category: ホラー映画

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エイリアン3/Alien3  

alien3.jpg

公開年:1992
監督:David Fincher
脚本:Vincent Ward, David Giler, Walter Hill, Larry Ferguson
音楽:Elliot Goldenthal

『エイリアン』シリーズ第三部、『エイリアン3』です。
監督は『ドラゴンタトゥーの女』や『セブン』『ファイトクラブ』などで有名なデヴィッド・フィンチャーです。
彼の作品でいえば以前『ゲーム』と『ゴーン・ガール』をレビューしましたが、特に好きではありませんでした(笑)

ストーリー(allcinemaより引用)

アチェロンから離脱したスラコ号は突発事故に見舞われ、リプリーたちは救命艇で惑星フィオリーナ161へ不時着。ひとり生き残り労働矯正施設に収容されたリプリーは、その星が過酷な環境にある監獄星である事を知った。
事故の原因を究明しようとするリプリー。実は救命艇内部にはエイリアンが潜んでおり、囚人の飼い犬の体を借りて新たな姿へと成長していたのだ。
逃げ場もなく、武器すらない状況下でエイリアンとリプリーの最後の死闘が始まろうとしていた……。




またもやリプリーが主人公の今作、もうリプリーに怖いものなしです(笑)
今回のメンバーはなんと囚人。星全体が収容所みたいになってるところで囚人たちが働き、自分らの社会を作り秩序を守っている・・・そんななかに紅一点のリプリーが来たということで大変な騒ぎになっていきます。
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今回のメンバー(撮影現場での記念写真?)


リプリーは「郷に入ったら郷に従え」ということで丸坊主にします。クールだね!
そしてイケメン担当は医療担当のクレメンス。なかなかにイケメンキャラですが、意外とさっさと捨てられてしまう駒・・・。
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イメチェンリプリーとイケメンクレメンス


さて、エイリアンの方はというと、今回も新種が出ます。
先ずはクイーンチェストバスターですね。これはクイーンの形をしたチェストバスターというだけなので割愛しますが、「ドッグ・エイリアン」については特筆すべきでしょう。
犬から生まれ、犬の特性を手に入れたエイリアンの形態です。壁や天井などに張り付いたり、犬のように駆けたりします。やっかいですね~
尾はサソリのように伸びており、これだけでも攻撃力は十分そうな印象を受けますね。
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全体的に、割と綺麗に作られている映画だと思います。まあ『エイリアン』シリーズなので「綺麗」というのもなんですが、全体的に感動もの的な雰囲気があるということです。
今作に登場するエイリアンは1体で、シリーズ中一番絶望感の薄い作品と言えるでしょう。しかも囚人たちがコミカルだからなおさらなんですねえ。
つまり、この作品はエイリアンの恐怖を楽しむというよりかは、閉鎖的な社会で生きている囚人たちの人間模様を楽しむ映画といった方が良いかと。とはいっても、囚人たちのキャラがそんなに立ってないんですけどね(笑)
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一つ素晴らしい点は、前作のキャラクターを捨てきって新作のように作っているところです。この思い切りは拍手に値します。ものすごく心を抉られるところでもあります。
総合していえば、ちょっと物足りないところがあるよなあとの思いが否めない作品です。
やっぱりフィンチャーとは合わないのかなあ・・・(笑)

★★★☆☆

Posted on 2016/03/09 Wed. 17:37 [edit]

category: ホラー映画

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