lith様の備忘録

映画(主にホラー)・音楽(メタル)の雑なレビューブログ

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パワーゲーム/Paranoia  

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公開年:2013
監督:Robert Luketic
脚本:Barry Levy, Jason Dean Hall
音楽:Junkie XL

邦題の通り「権力争い」がメインストーリーの映画です。
ハリソン・フォードとゲイリー・オールドマンが出演しているとのことで鑑賞に至りました。

ストーリー。
貧富差が激しい時代、富裕層と貧困層の差は開くばかりで、青年アダムは父の医療費や介護代に悩まされながらも入社したワイアット社でなんとか成功を掴もうと必死に働いていた。チームであたためてきた新商品の案をプレゼンしても、ワイアット社長には一蹴され、その夜は経費の名のもと富裕層のクラブでチームメイトと大騒ぎ。魅力的な女性と一晩を過ごし束の間の満足感に酔っていた。そしてとある日、社長から呼び出しを受けたアダムは一連の不正なカード使用を黙殺する代わりにとんでもない指令を言い渡される・・・という感じです。

先日レビューした『ロシアンルーレット』のように、また「お金を持つことに慣れない人間はお金に呑まれる」系の映画かな~なんて思ってたんですが、そうでもありませんでした。簡単に言えば、ハッピーエンドなんですが、難関突破を果たして~と言えるほどの難関さを感じさせないので、薄っぺらいサクセスストーリーといった印象です。

しかしながらどんな映画にも面白い点はあるもので。
まずは、ネクタイの色に注目。最初に支給された爽やかで上等なスーツを身にまとっていた主人公アダムが、事が進むと黒いネクタイをするようになります。これはアダムが陥った"サイド"を暗示しているのでしょう。
もう一つは、ハリソン・フォード演じるアイコン社の経営者ゴダットの発言がちょいちょい名言なところですね。名言だぜ!ドヤ!って感じではなく、サラリと発言されるのでそこは好印象。

今どきの若者に流行っているEDMやちゃらちゃらした感じが嫌いな方にはあまりウケない主人公かとは思います。私も少しイラッとしました(笑)
ゲイリー演じるワイアットも可愛い感じなのでそれは楽しめたかな。大俳優2人に★ひとつ増やします。

★★★☆☆
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Posted on 2015/05/13 Wed. 17:22 [edit]

category: ホラー以外の映画

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インターステラー/Interstellar  

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公開年:2014
監督:Christopher Nolan
脚本:Jonathan Nolan, Christopher Nolan
音楽:Hans Zimmer

めちゃくちゃ話題になった今作品!やっと観れました!
監督のクリストファー・ノーランは『メメント』、大ヒット作『ダークナイト』『ダークナイトライジング』の作品を手がけた人です。内容が濃い作風の映画監督、もちろん今作品『インターステラー』も内容の濃い映画です。ランニングタイムは169分と長めではありますが、その時間を要するには十分な内容でしょう。早速レビューを書いていきます。

ストーリー。
砂嵐により作物がどんどん枯れていく地球。技術などよりも食糧難が一番の問題になる時代、人々の多くは農家となり、その農家も不作に苦しんでいた。元・エンジニアのジョセフ・クーパーは、墜落事故で九死に一生を得たあと、農夫になり、息子と娘と義父と暮らしていた。妻は病で他界していた。宇宙への思いを諦めきれない自分を自覚しながら、現実派の義父と口げんかをすることもある。娘は宇宙や物理に関心があり、それが癒しでもあった。ある日、娘の部屋で不思議な現象が。それを追究していくうちに、それがとある場所へと誘導していることに気づく。そして行き着いた場所では驚くべきことが・・・
みたいな感じですね。長々と書いてしまいましたが、まあここからスタートするわけです。

interstellarとは、直訳すると「惑星間の」という意味の形容詞なわけですが、そのタイトル通り、惑星間の話になります。
宇宙の神秘に呑まれるような作品で、二次元、三次元、四次元・・・と、素人では理解し得ない世界の話が出てきます。物理学や宇宙学その他様々なジャンルの話がでてきますが、それらにあまり明るくない人でも楽しめます。

なによりこの映画の凄いところは、音楽の存在です。
枯れていく地球を舞台にしたシーンでは、焦らせるようなメロディと共に、ロケットが発射するような地響きが聴こえています。そしてよくある「宇宙」をイメージさせる音も。これは主人公が宇宙への思いを捨てきれないこと、また今後宇宙へ飛びたつことを示唆しているように思えます。
また、宇宙を描くシーンでは無音になります。これは宇宙とは「無限」であることを示すと共に、絶望に近しい状況であることを思わせます。宇宙船は地球からのメッセージを受け取ることができるのですが、主人公が地球から届いた家族からのメッセージ映像を見ている時は、冒頭の地球が舞台の音楽が鳴るんですね。しかしそのメッセージが終わると、また無音の宇宙になる。これは主人公の心理描写を見事に成しえています。
また、時間を超えるワームホールというものを通過するときに、時計の音がします。まさに「時空」「時間」を超えるということを表していて素晴らしい。こういった、注意しなければそれと分からずとも、感覚に作用する音楽の技法は素晴らしいですね。

さて、登場人物ですが、宇宙船の乗組員は王道的なキャラづけがされています。
熱くて冒険心のある主人公、冷静に見せかけて感情的な面を見せる紅一点、冷静かつ絶対的な味方であるキャラ、頭は良いが敵となって主人公の邪魔をするキャラ、あまり賢くないイケメンキャラ(笑)、親近感のあるロボット。個性豊かでそれぞれに思い入れられるようなキャラばかりです。もちろんこの中で生き残るといったら、大体分かる話でしょう。
アン・ハサウェイが出演している他作品を観ている人は、今作品での彼女の雰囲気の違いに、彼女の演技力を見出すと思います。(ちなみに私は『アリスインワンダーランド』で彼女を初めて観たので、その雰囲気の違いに驚きました。女優さんってすごい!)

"王道"とはいいつつも、この映画は意外性のある作品だと感じます。まず、冒頭からの雰囲気からして危ういんですね。常に常に絶望が隣り合わせ。「どうせここらで失敗するか、主人公が死ぬかだろう」という思いを終始鑑賞側に持たせます。それを凌駕するような展開が続くわけですね。死ぬことで価値を高めるキャラもいれば、生きながらえることで価値を高めるキャラもいます。時間や時空を超えたり、惑星の影響を受けたり、様々な効果が予測し得ない展開を生んでいきます。

人類にとって持続可能な「地球」での生き方に注目が集まっていた時代、この作品はそこを超えて人類の可能性と宇宙のロマンを融合させていると感じました。「ありえない話ではない」「起こりうることは起きる」「夜に身を任せるな」という繰り返し作中にある言葉たちがテーマとなっています。まさに、この映画の世界観は現実でも「起こりうる」し、「ありえない話ではない」のです。そして、人類を救うのは人類以外の存在ではないというメッセージ性も感じました。

かなりの傑作です。クリストファー・ノーランの才能が溢れています。
DVDが欲しくなる&観なおしたくなる作品です。

★★★★★

Posted on 2015/05/08 Fri. 16:51 [edit]

category: ホラー以外の映画

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ロシアンルーレット/13  

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公開年:2010
監督:Géla Babluani
脚本:Géla Babluani, Gregory Pruss
音楽:Alexander Bubenheim

サスペンス・スリラーもの。最近人気沸騰中のジェイソン・ステイサムが出演しています。パッケージのど真ん中にドヤ顔してる彼ですが、主人公は右下の若者です。可哀想・・・作中でも可哀想な感じですけど

ストーリー。
父親が事故で重傷を負った。息子は病院のベッドの上で弱気になる父親を励まし、医療費をどこからだそうかと悩んでいた。家族も自分も精いっぱい働いているが、高額な治療費を捻出するほどの余裕はない。そんななか、仕事先の家で「がっぽり稼げる仕事」について主人が話しているのを盗み聞ぎした彼は、仕事内容も知らずにその世界へ足を踏み込む!
ものすごくテキトーに書いたんですけど、まあ、こんな感じです。

タイトルの通り、ロシアンルーレットが仕事内容です。ここらへんは容易に想像できると思いますので書いておきます。
変な推理などは一切無く、シンプルな運試しという点は好印象です。主人公が怒りとか恐れとかですぐプルプルしちゃうんで「あばれる君」思い出しました(笑)
ゲームが終わってからの方が本編という感じです。ステイサム演じるジャスパーはどうしようもない男なわけですが、後半の"本編"では主人公との一対一のやりとりがあります。ここのステイサムの睨みは怖いです。蛇に睨まれた・・・というのはまさにこの感覚を言うのでしょう。

お金を持つことになれていない奴はお金に食われる、という映画でした。

★★★☆☆

Posted on 2015/05/08 Fri. 02:20 [edit]

category: ホラー以外の映画

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跡目奪還  

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公開年:2011
監督:辻裕之
脚本:辻裕之

Lith様久々の任侠映画です。
翔の兄貴が出てるじゃん!と思って鑑賞に至りました。ホラー映画レビューばっかりのなかに任侠という事で、慣れない情けない中身が無いレビューになります(笑)

ストーリー。
神園一家矢車組で若頭を務める主人公。矢車の実子が管理する店で白石組の若い衆とのトラブルが起こる。トラブルを起こした白石組の数人は破門となり、逆恨みから矢車組長を射殺する事件へ発展する。本家でも組でも、矢車組の跡取り問題で複雑な動きが・・・
まあ、こんな感じ。

ショート・ショートのようなサラリとした作品です。息抜き映画といった感じ。
ちなみに翔の兄貴は白石組の人間として登場し、主人公に協力する良い感じの役です(笑)
こういうストーリーに感じる"じれったさ"や"悔しさ"なんかはあっさりとしているので、手に汗握る!だとか血管ブチ切れそうになる!とか俺は○○組に入りたい!とかそういうのは無いです。
しかし、「舐められたら終わりなんだよ」というセリフは小沢仁志さんと翔の兄貴のスタンスに通じててかっこい~!

豪華な出演者たちに興奮できる作品ではあります。

★★★☆☆

Posted on 2015/05/01 Fri. 01:02 [edit]

category: ホラー以外の映画

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キラーカーズ/パリを食べた車 /The Cars That Ate Paris  

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公開年:1974
監督:Peter Weir
脚本:Peter Weir
音楽:Bruce Smeaton

来た!!見てくださいこのロマン溢れるパッケージ!!トゲトゲの車!!副題!パリを"食べた"車!!これは絶対面白い!!トゲトゲの車が暴れ回るやつだ!!と思って鑑賞に至りました。
まず結論から言っておきますね。トゲトゲの車は暴れ回りません。あと大都会パリの話ではありません。

ストーリー。
オーストラリアの田舎道、事故が多発する道があった。とある兄弟が車でその道を通ったときに事故が起きてしまう。車はぐしゃぐしゃ、兄は死に、弟は重症。近くにある、パリという小さな町で手当を受け、なんとか回復したものの、「君は精神的なショックを受けているから危険だ」と言われ、しばらく滞在することに。しかしなんだか様子がおかしい・・・?
まあ大体こんな感じ。

実はこの作品、ホラーコメディ枠のようなんですね。そんなこと知らずに鑑賞したわけですが、まあ確かにコメディのようなポップさはある。しかし特に"笑える!ぎゃはは!"って感じもありません。しかし冒頭のドリフよろしくな感じで車がバラバラになっていくのはかなり笑えました。なんだあれ!

BGMがとても穏やかです。もうまさに田舎の良き空気・・・みたいな感じなんですが、やってることは割と狂気じみています。これはよくある手法、映像と音楽の差異による強調表現というよりかは、「この狂気は町にとっては"日常"なんだ」ということを表してると感じます。

どうやら監督は当時の「車社会」への批判を込めて映画を作ったらしいです。皮肉的な意味を察して今作品を観ると、確かに"車に価値を置く社会"を意識している感じはあります。
これは作品が作られた当時の社会を考慮して鑑賞した方が味の増す作品であるようですね。

個人的には、最後に町長がポツンと立つシーンがお気に入りです(笑)全然車関係ないね(笑)

★★★☆☆

Posted on 2015/05/01 Fri. 00:14 [edit]

category: ホラー映画

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