lith様の備忘録

映画(主にホラー)・音楽(メタル)の雑なレビューブログ

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エレベーター/Elevator  

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公開年:2011
監督:Stig Svendsen
脚本:Marc Rosenberg
音楽:Herman Christoffersen, Bjørnar Johnsen

エレベーターみたいな狭いところでのパニックはさぞ人間関係の混沌さが描かれているだろうことに違いない、ということで選んできました。一応ホラーではなくスリラーです。

ストーリー(allcinemaより引用)

ウォール街の超高層ビルで、投資会社CEOヘンリー・バートンを含む9人の男女が乗ったエレベーターが、地上200メートルの高さで緊急停止してしまう。突然の事態に動揺しながらも、すぐに解決するものと悠長に構えていた乗客たち。
しかし救助の到着は遅れに遅れ、おまけにあと2時間で爆発する時限爆弾の存在が明らかとなり…。



まさにパニックですね~!しかも爆弾という要素で焦りを追加。あわあわしながら人間関係の変化も加速します。
エレベーターに閉じ込められるのは9人、老若男女様々ですが、CEOのヘンリーを演ずるはジョン・ゲッツ。『ザ・フライ』では女性主人公のイケメンな元カレを演じていました。キャラクター的にも重要な元カレだったので、画像を見たら思い出す方もいらっしゃると思います。

冒頭はちらちらと登場人物の様子が映し出され、なんとなくキャラクターが分かる作りになっています。
エレベーターは大型で、定員分乗るまで扉が開いて止まっています。止まるまでもエレベーター内では人々のやり取りがあり、人となりが少し分かるようになっています。
私のお気に入りは画像右から三番目のおデブさん。なかなか良い性格をしていて、憧れ?のCEOヘンリーに緊張してるのが可愛らしい。そしてフォーカスされていないシーンでも完全に演技がなされている!素晴らしいです。演ずるはデヴィン・ラトレイ。主人公の男の子のお兄ちゃん役として『ホームアローン』シリーズなどにも出演していたようで、芸歴は長いようです。30年くらいかな。
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さて、そんな中、CEOヘンリーのクソ孫マデリーンが、閉所恐怖症で挙動不審のコメディアンにいじわるしてやろうと緊急停止ボタンを押します。そこからエレベーターが動かなくなってしまうんですね。子どもに対してイラッとしたのは久々でした(笑)そして物語はパニックを帯びて進んでいきます。
設定や大まかな流れなどは殆どがストーリー紹介にあった通りなので、早速個人的感想に入りましょう。

閉所という閉所、ということで、段々と焦りパニックになっていくメンバー。
一番笑えたのは、ボタンを何度も押したら直るもんだと少し不安のある顔でボタン連打するCEOヘンリーでしょうか(笑)
どんなに優れた人でも不安になると少ない希望にすがるのですね・・・なんて思いました(笑)
その後もトイレが我慢できずに鞄の中ですることになる妊婦さんなどなど、心苦しいシーンもありましたが、一番解せなかったのは、爆弾に関しての調べ物をすべて妊婦さんに押し付ける男共ですかね。一番気遣いをしなければならない存在に緊急時とはいえストレスのあることをさせるだなんてとんでもねえ奴らだなと思いました。役立たずめ・・・
その他、恋愛関係のもつれが発覚するなどなどいろいろあります。やはり妊婦さんの精神的負担が大きいシーンが続くので、同じ女性としては心が痛かったですね・・・。
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あ、エレベーター内でパニックということでゴア描写は無いんだろうと思いましたが、腕に大けがを負ったり人の腹を裂いたりするので、直接描写じゃなくてもそういうのが絶対的に苦手な方は控えたほうが良いと思います。ホラーじゃないので一応映されないんですけどね(というかそういう人が果たしてこのブログを読んでいるのか?)。
登場人物の得意分野苦手分野がそれぞれ見れるところが面白いところだと思います。
基本的にはみんな協力的でした。仲間割れは1,2回くらいかなあ。少しの望みをかけて様々に試行錯誤します。
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オチはかなり好きなタイプのものです。大笑いできる系の・・・とはいえ、あくまで個人的に、なので期待しないでください(笑)
たった一人のヒーローのために作られたんじゃないのかレベルでした。たぶんあの人が主人公だったのだと思う。
彼への拍手を込めて★3つ!

★★★☆☆


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Posted on 2017/03/02 Thu. 22:11 [edit]

category: ホラー以外の映画

thread: 映画レビュー - janre: 映画

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ザ・コンサルタント/The Accountant  

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公開年:2016
監督:Gavin O'Connor
脚本:Bill Dubuque
音楽:Mark Isham

劇場公開がこの前終了したと思いますが、今月は『ザ・コンサルタント』を劇場鑑賞しました。
メモを一切しなかったため、頼りない記憶を基に書いていきますから、あんまり良いレビューはできなさそう。ネタバレせずに書いていきますよ~。

ストーリー(allcinemaより引用)

田舎町で小さな会計事務所を構える物静かな男、クリスチャン・ウルフ。
他人とのコミュニケーションに問題を抱える一方、数字に対して超人的な能力を発揮する彼は、裏社会と繋がりを持ち、彼らの仕事を請け負っていた。アメリカ政府当局もその存在には気づいていたが、なかなか正体を掴めずにいた。
そんな中、ウルフのもとに大手メーカー、リビング・ロボ社の財務調査という依頼が舞い込む。しかし、同社の経理担当デイナとともに使途不明金の解明に乗り出した矢先、調査は一方的に打ち切られてしまう。そしてその日から、何者かに命を狙われるウルフだったが…。



主人公クリスチャンを演ずるはベン・アフレック。最近だと『バットマンvsスーパーマン』でバットマン役を務め、話題になった『ゴーンガール』では不誠実な夫ニック役で出演、『そんな彼なら捨てちゃえば?』『デアデビル』でも主役として演じています。ということで、人気俳優なのではないでしょうか。
ヒロインのデイナは『イントゥ・ザ・ウッズ』でシンデレラを演じたアナ・ケンドリック。本作では大活躍するわけでもありませんが、数字に強い一般人女子としての演技は申し分なし!
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クリスチャンとデイナの他にも、アメリカ政府側として登場するのがメディナとレイモンド。
二人はクリスチャンの存在に気づき調査を始めます。メディナは過去にやんちゃした経歴を持ち、それを秘密にする代わりにレイモンドの下につくように彼に言われます。
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ハッキリ言ってしまいますと、本作はアクションを見どころとする作品ではありません。
「表の顔は会計士、裏の顔は凄腕の殺し屋」とあると、どうしてもクールなアクション映画だと思いがちですが、公式にはクライム・スリラーなので、あくまで「スリラー」枠なわけです。凄腕の殺し屋シーンも、基本的にサプレッサーという、銃の音や光を抑える部品を使っているので派手さはありません。一種の爽やかなクールさはありますが・・・。
日本版予告にもありますように、主人公クリスチャンに関わる謎が次々と明かされていくわけですね。彼という人物とは一体なんなのか。クリスチャンという人間の全体が描かれていきます。
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構成としては、現在のクリスチャンの表の顔が描かれます。合間合間に彼の幼少期のシーンが入ります。
ということで、同時進行で現在と過去がサクサクと分かるということですね。サクサクと言っても、全体的なテンポは若干遅めです。テンポの良い派手なアクション好きの方にはあまり受けないかもしれませんね。
個人的には好きな構成です。過去の描写が現在に追いついたとき、初めて全体が分かるというのは魅力的だと思いませんか。
そして、独立した形で進行する過去と現在のシーンですが、過去に出てきたアイテムが現在に置かれていたり、語り無しのさりげない教え方をしてくれます。ああ、この子はクリスチャンなのね・・・と!素敵です。

彼の経歴が段々と明かされていく中、彼は「特殊な人間」であることが判明します。しかし「特殊」と言ってもですね、現実世界に何万といる「特殊」です。彼の表裏どちらの顔も、その「特殊」を活かすチャンスと活かせるように指導した人間によって作られたものです。ということで、作中言及される「特殊」な人たちは、主人公クリスチャンと同様、チャンスと指導、または環境によってかなりその後が違ってくるのです。ここに本作の社会的メッセージが表れます。最も伝えようとされるメッセージは作品の最後にセリフとして出てくるので、特別注意して読み解こうとしなくても大丈夫です。
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個人的な感想に入りましょう。

まず演技の点ですが、主人公陣よりも印象的だったのは、クリスチャンと同じ施設にいた女性ジャスティン。
幼少を演じた子役も素晴らしいですが、成人した姿を演じたアリソン・ライトの演技はちょい出しでもかなり印象的でした。『レナードの朝』のロバート・デ・ニーロを思い出しましたよ。

また、個人的に良かったのは恋愛要素が無かった点ですね。
王道では主人公クリスチャンとヒロイン・デイナがくっつくという展開がありますが、本作には描かれませんしフラグも立てられません。クリスチャンがデイナにとった行動は、あくまで・・・というところが見どころですね。仏頂面の彼の心には何があったのか。
そして彼が銃を持つのは何故なのか、過去に行った殺しは何を思ってなのか・・・

もう一つ個人的に良かったのが、クリスチャンの父の存在です。
父親はクリスチャンを「自らを守れる様に」とわざわざ鍛えさせます。「シラット」という体術のようですが、これは直接でしか伝えられていない体術のようですね。
ボロボロになるクリスチャンに厳しい父親ですが、ある日、元妻でクリスチャンの母でもある女性のお葬式に出席した際、とあることが原因で死んでしまいます。その時の父としての行動が印象的なのです。今までクリスチャンに貫いてきた態度と、その行動。深いものを感じます。最後までクリスチャンを見ていたのは、間違いなく、父親なのです。そこらへんを考えると、じ~んとしますね・・・。
あ、なんだかシリアスなことばっかりを書きましたが、終盤は結構笑えますよ。あっけないな!?と思ったり、可愛いな!?と思ったり、ふふっと笑えるくらい微笑ましかったり。終始シリアスなわけじゃないので楽しみも幅がありますよ。

さて、長々と書きましたがこれくらいかなあ。
劇場公開はもう終わったかと思いますが、DVDでまた出ると思うので、興味が湧いてきた人はぜひご覧になってみてくださいね。なかなか良い映画です。

★★★★☆

Posted on 2017/02/22 Wed. 16:23 [edit]

category: ホラー以外の映画

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バイオハザード:ザ・ファイナル/RESIDENT EVIL: THE FINAL CHAPTER  

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公開年:2016
監督・脚本:Paul W. S. Anderson
音楽:Paul Haslinger

遅ればせながら明けましておめでとうございました。
ゲームタイトルでも知られる『バイオハザード』、映画シリーズの完結編を劇場で観てきましたよ。
はっきり言ってしまうと、この劇場版『バイオハザード』シリーズはホラー映画と認めておらず、ちょっとゴアで観辛いアクション映画という位置で評価していて、映画というカテゴリでの評価はかなり低いのですが、一応、ゲームファンとしてもそうですし、ホラー映画レビューを書いている身としても、一応、一応、観ておこうという気持ちで観に行きましたよ(本当はファンタスティック・ビーストのレイトショーに間に合わなかったからたまたま観た)。

監督は映画『バイオハザード』シリーズを手掛けたポール・W・S・アンダーソン。
主演は皆さんご存知ミラ・ジョヴォヴィッチ。クレア・レッドフィールド役のアリ・ラーター、アルバート・ウェスカー役のショーン・ロバーツも出演していますよ。
日本ではモデルのローラちゃんが出演しているということで一躍話題になりましたね。

本作のストーリー紹介に入る前に、シリーズを軽くおさらいしたいと思います。
(以下、allcinema引用、wiki抜粋)

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第一作目『バイオハザード』

近未来。巨大企業アンブレラ・コーポレーションでは“ハイブ”と呼ばれる地下の巨大研究施設で秘密裏にバイオ兵器の研究を進めていた。しかし、研究中のウィルスが何者かによって施設内に散布されてしまう。ハイブを管理しているコンピュータは施設外への伝染を防ぐためハイブを完全閉鎖し外部との接触を遮断してしまう。内部調査のためハイブに送り込まれた特殊部隊は、ハイブの出入り口付近で倒れていたアリスを発見するが、彼女は記憶を失っていた。アリスを知る一同は彼女を帯同しハイブへ侵入するのだったが、そこには予想を超える光景が広がっていた……。



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第二作目『バイオハザードII アポカリプス』

巨大企業アンブレラ社の地下研究所“ハイブ”での死闘から36時間後、何者かに捕えられ病院で目を覚ましたアリス。本能的に逃げ出した彼女は、“T-ウィルス”がラクーンシティ中に蔓延していることを知る。アリスは特殊部隊の女性隊員ジルらわずかに生き残った者たちと脱出を試みるが、街は生ける屍と化した凶暴なアンデッドたちで埋め尽くされ、事態の隠蔽を目論むアンブレラ社が送り込んだ最強のバイオ・モンスター、ネメシスまでもが彼らの行く手を阻む。さらに、アンブレラ社は核兵器による街全体の消滅をも実行に移そうとしていた…。



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第三作目『バイオハザード III』

ラクーンシティでの惨劇から数年後、T-ウィルスの感染は世界中へ広がり、人類はアンデッドへ、地上世界は砂漠へと化していた。さらに、アンブレラ社では“アリス計画”が始動し、アリスのクローン実験が繰り返されていく。そんな中、独り世界を彷徨うアリスは、アラスカが感染の及んでいない安息の地だと記されたノートを手に入れる。やがて、離ればなれになっていたカルロスたちと再会、そしてクレアと彼女が率いる武装集団も新たな仲間に加わり、一行はアラスカを目指すことに。そこでアリスたちは、燃料や食料を確保するため荒涼のラスベガスへ向かうのだが…。



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第四作目『バイオハザード IV アフターライフ』

東京に降り立ったアリス。彼女の目的は、アンデッドが溢れかえるなか、いまもなお秘かに活動を続けるアンブレラ社の地下施設。すぐさま潜入を開始し、中枢へと迫っていく。その後、東京を後にしたアリスは、クレアたちが待つアラスカへと向かい、やがて、生存者たちの唯一の希望である“アルカディア号”の手がかりを求めてロサンジェルスへ。彼女はそこで、無数のアンデッドに包囲された刑務所に逃げ遅れた生存者たちがいることを知る。彼らを脱出させるため、自ら刑務所の中へと飛び込んでいくアリスだったが…。



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第五作目『バイオハザードV:リトリビューション』

アルバート・ウェスカーとの死闘を終え、生存者達を救出してタンカーの甲板へ出てきたアリス・アバーナシーを、上空からアンブレラ社の戦闘部隊が急襲する。それを率いていたのは、かつてアリスと共に戦った仲間のジル・バレンタインだった。アリスは海へ体が深く沈みゆく中、絶望感と孤独感に打ちひしがれ、意識が遠のいていった。
意識を取り戻すと、アリスは謎の実験施設の独房に囚われていた。そこでジルから執拗な拷問を受けるが、突然セキュリティシステムが停止し、独房の扉が開く。アリスは逃走の末に施設の制御室へ到着するが、そこでアンブレラ社の元工作員エイダ・ウォンに出会う。ここがアリスだけでは脱出が困難な場所であり、エイダがウェスカーの命令で救出に来たことを知ったアリスは、やむなくエイダと行動を共にするが、すぐそこにジル率いるアンブレラの攻撃部隊や強力なアンデッド、そしてB.O.W.が迫っていた。
かつての仲間から攻撃され、かつての敵に助けられるアリスは、果たして実験施設から脱出することができるのか。



・・・ああ、こんな感じだったこんな感じだった!
そして今回のストーリーはこちら!

ストーリー(allcinemaより引用)

いまやT-ウイルスは世界中に蔓延し、地上は狂暴な“アンデッド”で埋め尽くされようとしていた。
そんな中、“48時間後に人類は滅亡する”と人工知能レッド・クイーンに告げられるアリス。最後の望みはラクーンシティにあるアンブレラ社の研究施設“ハイブ”に隠されているというT-ウイルスを死滅させる薬剤の存在。それを散布すればT-ウイルスに感染したアンデッドを全滅させられる。
こうしてアリスは、クレアら生き残った仲間たちとともに、アンデッドの大群と恐るべきモンスターたちが待ち構えるハイブを目指して最後の戦いへと身を投じていくのだったが…。



ということで、世はどこも荒廃しており、T-ウィルスにより誕生したモンスターやゾンビたちがうようよしており、生存者は数少ない・・・という状況です。そんななか、人工知能のレッド・クイーンにアリスが情報をもらうわけですね。
以前は強力な敵であったレッド・クイーン、シリーズを観ている人には軽くトラウマチックなところがあるかもしれませんね(笑)
本作でのレッド・クイーンは少し機械から離れて人間味を持っているような気がしないでもないですよ。
T-ウィルスについてや何故こんなにゾンビまみれになったのかやら、大体の設定は作中でまとめて語ってくれる親切設定ですから、初めてバイオハザードみるけど最終章やんけ!って方でも、まあ観れちゃうんじゃないですかね(テキトー)
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長くなってしまったので早速個人的感想に入ってしまいましょうか。
冒頭はアリスが地下からよじ登ってくるシーンから始まります。もうなんか何があったか忘れたまま鑑賞したのですが、「あ、地下にいたんだね」くらいの気持ちでおりました(笑)まあそんな感じでも観れちゃいますよ~
そしてアリス単体のバトルが始まります。大きいバトルで数えると初クリーチャーは飛行タイプ。このタイプはゲームで言えば5あたりに小さいのが出てくるかな~って感じです。
割と派手なバトルなのですが、え、そんなんで勝てちゃうのかって感じでした。車で体当たりするんですけどね。まあゲームだとマグナム数発で死ぬだろうからそんなものなのかな~
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町にはアンブレラから派遣された部隊がいるんですが割と簡単にアリスにやられます。
ちょっとしたアクションシーンなので普段アクション映画を観ない方は「おおっ」と思うものかもしれません。私はただただ、ミラ・ジョヴォヴィッチの努力について考えていました(女優さんってすごいなあ・・・)。
アクション映画ということで、もちろんアクションにメインを置かれているわけですが、まあ相変わらず観辛い。マジで観辛い。カメラ動きすぎ。何が起きているのか全く分からない。
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そしてアクションについては一つもの申したいことがあってですね。
作中、アンブレラサイドの戦車が二台アリスたちを襲うのですが、その操縦席にいた人間がいろいろあってアリスに対峙するシーンがあるのですよ。で、彼は優れた体術使いで、その体の動きを見ていてカンフー映画を思い出すほどだったんですね。で、私はとても期待していたわけです。が、最後は冷ややかに笑うアリスに銃で殺されます。
え!?どういうことなの!?あんな逸材を銃で一発ぶち殺すとはどういうことなの!?ホラー映画でもなくアクション映画としても低評価なこの作品の光であった彼を無くして他にどうするっていうの!?・・・というくらい残念でした・・・。
しかし!シリーズ渡って見どころなシーンであるレーザーの廊下はもちろん楽しく見れます。
ちょっとしか出てこないのですが、「出ました出ました!」と興奮できるシーンではあったと思います。
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レッドクイーンからハイブに行けって言われたアリスなんですが、今回もアンブレラから狙われますよ~
アイザック博士というキャラクターが登場しますが、これは映画シリーズの二作目終盤、そして三作目で出てきたキャラクターで、その時はアンブレラ北米支部でアリスのクローンを作っていました。そいつがなぜか生きていたということですね。
まあこういうタイプのボスキャラは当然機械やらドーピングやらで特殊能力を持っているわけですが、アイザックも同様に持っており、アリスは苦戦します。結構カッコいいキャラなので注目度は高いですね。
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ゴア描写は割とあったように思います。アリスの生首がいくつも出てきたり、クリーチャーの首が吹っ飛んだり手首を切り取ったりなどなど。ということで、痛そうなのは苦手です、という方にはちょっと厳しいかもしれません。
今回はゾンビの良さが一つもありませんでした。ゾンビといえば今まで書いたレビューで言うと『バタリアン』、『ホーンテッド・タウン』、『地獄の門』、『ZMフォース ゾンビ虐殺部隊』、『オープン・グレイヴ -感染-』、『28日後・・・』、『ブレインデッド』、『ON AIR オンエア 脳・内・感・染』『恐怖城 ベラ・ルゴシのホワイトゾンビ』、『ゾンビ』などを書きましたが、それぞれゾンビの良さが描かれているわけですね。それがもう本作には無い(とか真面目ぶってますけど過去記事を紹介したかっただけ)。
ま、元ネタのゲーム『バイオハザード』もシリーズを重ねるごとにゾンビっていうかクリーチャーがメインになってきているので(6のレオンルートでやっと戻ってきたけど体術システムが加わり只の無双ゲーと化していた)、そんなに不思議はないんですけどね。

「でもSFアクションホラー映画なんでしょ?ホラー的見どころはないの?」と思われる方、ええと、私からしたら特にないんですよね・・・ほんと、私からしたらホラー映画じゃないんです。音でびっくりさせられることが多々あったので、そういうの嫌いな人は観ないほうが良いと思いますよ~。

あ!でもね、一つ良いシーンがありました。
ハイブ侵入の際、ウェスカーが侵入を阻止するための一つの手段として大型の換気扇を回してアリスたちをその換気扇に巻き込んでやろうとするシーンがあるのですが、大きな風力で吸い込まれそうになる一人の同行者をアリスが必死に手をつかんで助けようとするんですけど、結局助けられないのですよ(大体想像つくことなので書いてしまいますが)。
で、そこで素早く回転する換気扇に人間が巻き込まれるわけですけど、そこが結構ホラーだったかな~と。
ホラー映画を普段からご覧になる方には、大きな換気扇というのは王道なところがあると思います。大体誰かが巻き込まれて死にます。だから王道ホラーをやってくれたという点では好印象でした!

しかしまあ、全体的にしつこくて長ったらしいシーンが多かったですね。そんなもったいぶって見せるシーンでもないだろっていうポイントが結構あったように記憶しています。
しつこいといえばルチオ・フルチ監督(『地獄の門』、『ビヨンド』)が浮かぶ私ですが、彼のようなしつこくて粘り気のあるホラー描写というよりかは、ただ単に引き伸ばしすぎてるといった印象ですね。
というか笑える。なんかもう笑える。ゾンビの大群が戦車の後を追いかけて走っているところから笑えます。

あ、ちなみにローラちゃんは一言くらい喋ってすぐ死にます。あれって騒がれるほどのことだったんだろうか・・・。
どうせだったらゾンビになってアリスたちを襲ってほしかった感ありますけどね(笑)

あ、長々としてしまいましたが、総合的にはシリーズの評価と違わず、ホラー映画でもなくアクションとしても観辛さMAX、しかし何故か憎めない作品でした。でも別に劇場に観に行かなくても良いとは思います(笑)
あとたぶん完結しないです。続編きます。だってウェスカーってゲームでも5まで出演するほどしつこいですからね。ウェスカーさんがまた続編フラグを立ててると私は思いますよ。

★★★☆☆

Posted on 2017/01/19 Thu. 00:43 [edit]

category: ホラー以外の映画

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地獄の警備員  

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公開年:1992
監督:黒沢清
脚本:富岡邦彦, 黒沢清
音楽:岸野雄一

『地獄の警備員』、面白い作品ですよとの情報を得たので鑑賞してみました。
久々の邦画レビューですね。
監督の黒沢清は『CURE』『回路』なんかでも有名でホラー映画好きは聞いたことがある名前だと思います。最近で言うと『クリーピー 偽りの隣人』が劇場公開しましたね。

ストーリー(allcinemaより引用)

警備員として雇われた元力士の富士丸。彼は過去に殺人を犯しながらも精神鑑定により無罪となっていた。一方で、絵画取引のために雇われた元学芸員の秋子は忙しい毎日だった。そんな中、富士丸は同僚を殺害、徐々に狂気をあらわにして行く……。



ということで、サイコスリラー作品です!
ま、警備員として来たサイコキラーがビル内で殺戮するよというストーリーです。
主人公は絵画に造詣のある美人さん、秋子。ああだこうだしている間にイヤリングを片方落としてしまうのですが、それを拾った富士丸はそれを耳につけるんですね。それを人のうわさで聞いた秋子。「あのでっかい警備員いるだろ、あいつ片耳だけイヤリングしてるんだぜ・・・」。
青ざめる秋子は、人事部のお偉いさん(ちょっとイケメン)に相談したりしながらも、同時に上司からのセクハラに耐える日々。
・・・そんな感じですね。
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早速個人的感想に入ってしまいましょうか。
冒頭はタクシーに乗る秋子シーンから始まります。タクシーの運転手は最近世間を賑わせている殺人犯(富士丸)の裁判について話します。そんなことはいいからさっさと新しい職場に着きたい秋子はソワソワ。
それは良いんですけど、このタクシー、全く動いている気配がないんですね(笑) そりゃ秋子も「まだ着かないんですか?」って何度も訊くわっていう・・・。

秋子が落としたイヤリングを富士丸が耳に着けるというのは前述した通りですが、それについて富士丸は「ある人が俺のためにイヤリングを置いていった」という解釈をしているらしいんですね。「あの人は俺を試してるんだ」とのこと。もうね、そこからしてサイコですよね。解釈がぶっ飛んでやがる。

肝心のマーダーシーンですが、もちろん富士丸は超能力など持っていないので持ち前の腕力でバンバン殺します。
主な凶器は警棒。撲殺メインですね~
初めて秋子の同僚が殺されるシーンではボッコボコに殴った後、腕の骨を折り、最後にお湯をかけます(笑)
まあちょうど、給湯室でその人がお湯を沸かしていたからなんですが、完全にその場の思い付きですよね(笑)

なんだかんだあって生き残る秋子とイケメン人事部。
追いつめられる二人に富士丸は語り始めます。
「みんな俺のような人間の存在を信じようとしない」「俺のことを忘れるな」・・・。
「俺のことを忘れるな」というセリフは作中何度か出てきます。富士丸の一番言いたいことなのかも知れません。
個人的には、もしかしたら存在証明をしたかったのかな、などと思いました。真相は描かれません。

あ、あと人事部と秋子は結ばれると思いきや妻子持ちで高級車で駆けつけた妻子を抱きしめてました。その画面の端っこで階段を上り去っていく秋子。クールだなあ(笑)
富士丸がどうなるかはここには書きませんが、個人的には良かったかなあと思うオチです。

総合的によくできたサイコスリラーだと思います。

★★★★☆

Posted on 2016/12/23 Fri. 15:58 [edit]

category: ホラー以外の映画

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激怒/Rage  

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公開年:1972
監督:George C. Scott
脚本:Philip Friedman, Dan Kleinman
音楽:Lalo Schifrin

TSUTAYAのホラー棚けっこう観ちゃったなあ・・・サスペンスやスリラーにも手を出してみるか・・・ということでテキトーに選び鑑賞に至りました。
監督ジョージ・C・スコットはアカデミー賞を辞退したという面白い人。本作は初監督作品、そして主演も務めています。
今回は良い作品すぎてかなりレビューが書きづらくて語彙力もないし短いです。

ストーリー

ワイオミングで羊を飼っているダンは一人息子のクリスとキャンプに出かける。だが翌朝、クリスは昏睡状態になっており、羊たちも皆死んでいる。ダンは病院で徹底的な検査を受けさせられるが、次第に事件の背後に軍の化学兵器が関係している事が判明してくる。そしてダンはクリスの死を知る。復讐の鬼と化したダンは、兵器工場の爆破に向かった……。



主人公は田舎で息子と二人暮らす男、ダン。ストーリーにもあるように、息子を殺されたと思った男が怒りに震え復讐を誓う、そういった映画です。
さっそく個人的感想に入りましょうかね。

テーマソング良し。途中からカッコよくなります。
OPタイトルは息子であるクリスがこん睡状態になり、ダンがトラックで病院へ向かうところに入ります。こういうの好きですね~。これから本編ですよ、という作りです。
本作の素晴らしいところはですね、シーンの繋ぎです。一つのものをポイントに次のシーンへ移り変わる。観た人には伝わると思うのですが・・・言葉にしにくいですね。

主演のジョージ・C・スコットの演技が良すぎてですね、本当に、涙が出てくるんですよ。感情移入してしまいます。
特に、ダンがクリスの死体を霊安室で見てしまい、その後病院を抜け出して歩くシーン。涙をためて”God demn!”と言うところは物凄く味がありました。こっちも涙が出る。にじみ出るような怒りがそこには完ぺきに表されているのです。
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オチは救われないものなのですが、最後の最後、ダンが微笑んでいたように見えるのがまた、もう、たまらない感動を心の底から呼び起すのです。ダンの他に、ダンのかかりつけの医師がなにやら病院側があやしいと察知して最後までダンを追うのですが・・・そのキャラもいいんですね。もう一人の主人公に近いところがあります。
復讐ものというと、復讐を気持ちよくやり遂げちゃうアクションものなんかが目立ちますが、これはヒューマンドラマ枠ですね。対政府ですから。現実ではどうなるかって、そりゃ、決まってます。そういう映画です。だからこそより深く思えました。
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本当に良い作品だったのでレビューがはかどるだろうなあと思っていたのですが、実際はなかなか書けません。
というのも、突っ込みどころがあったりする映画はネタがあるので書きやすいのですが、ただただストーリーを追い、キャラに感情移入させられる作品は、そんなことを考えるスキを与えないからなんですよね。今回がそれでした。
田舎の雰囲気もいいし、なにより主演のジョージ・C・スコットの演技が素晴らしすぎるし、ひとつひとつのシーンが良い。
親子で穏やかに暮らしていたその幸せを奪われた男の怒りを色濃く描いています。
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素晴らしい作品でした。語彙力が追い付かない!いつも無いけど!とにかく観てください!笑

★★★★★

Posted on 2016/10/07 Fri. 18:03 [edit]

category: ホラー以外の映画

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